博多華丸主演の最新作舞台「羽世保スウィングボーイズ」7月より上演へ

博多華丸「羽世保スウィングボーイズ」

福岡市博多区の演劇専用劇場・博多座での4作目となる博多華丸主演による舞台「羽世保スウィングボーイズ」の上演が決定した。造船会社の腕利きの溶接技師にしてタップダンス&和太鼓に挑戦するという。

博多華丸は2015年3月「めんたいぴりり~博多座版~」、2017年3月「熱血!ブラバン少女。」2019年4月博多座・9月明治座「めんたいぴりり〜未来永劫編〜」と博多座で3度の舞台主演を務めてきた。4度目の主演舞台は2作目同様に気鋭の作家・演出家であるG2とタッグを組んだ完全オリジナル作となり、“タップダンスや和太鼓に励む溶接技師役”を演じる。

物語は九州の港湾都市・羽世保を舞台に、ジャズの盛んな羽世保の町の造船会社で巻き起こる様々な逆境と、それに真っすぐ立ち向かう社員たちの姿、揺るぎない家族愛が描かれる。物語の重要なカギとして描かれるタップダンスや和太鼓は、国内有数のタップダンサーやジャズの生バンドも登場し、音楽的な要素もふんだんに盛り込まれる。

博多華丸の他、南沢奈央、大空ゆうひ、長谷川初範らが出演。
本年7月に博多座、8月に大阪新歌舞伎座にて上演される。

キャストコメント

博多華丸4回目の博多座出演、これまで舞台でいろんな経験をさせていただいたおかげで度胸がつき、しっかりと体調などの自己管理もできるように成長しました。(笑)
すでにタップダンスの稽古を始めているのですが、普通のダンスと違い、リズムを刻むことがとても楽しいです。プライベートでは信号待ちの時間にもリズムを刻んで、妻に「やめてよ!」と言われるくらいには真剣に取り組んでおります。
今回は50代になって臨む初めての舞台になります。50代にしてはなかなか無謀なチャレンジをしていますが、その結果はぜひ劇場でご確認いただければと思います!


■Information

「羽世保スウィングボーイズ」

博多華丸「羽世保スウィングボーイズ」とある九州の港湾都市、羽世保。五代剛は、羽世保造船に勤める腕利きの溶接技師。羽世保造船は業績低迷からリストラを検討中で、そんな社内の暗い雰囲気を吹き飛ばすように剛ら社員はそれぞれタップダンス部や和太鼓部として市民フェスティバルでの入賞を目指し、練習に精を出す毎日を過ごしていた。だが、剛の持ち前の熱心さが時に裏目に出てしまう。大学生の娘、五代栞の婚約者である南隼人とは仲違いを起こしてしまい、息子の五代匡は大会直前に野球部を退部したことをきっかけに剛へ心を閉ざしてしまう。一方その頃、羽世保造船では市の協力を取り付けた吸収合併の動きが始まっていた。もし、吸収合併が実現すれば羽世保造船は解体、社員は散り散りになってしまう…社員たちは肩を落とす。そんなある夜、剛はジャズバーで出会った老人と言い争いに。子どものような言い争いをきっかけに、剛は羽世保造船を救うアイデアを閃いた。雲を掴むような剛の提案に一縷の望みをかけ、造船所の仲間たちと共にタップダンスと和太鼓に更に熱を注いでいく…。

作・演出: G2
出演: 博多華丸/南沢奈央、大場美奈(SKE48)、中村浩大(Jr.SP/ジャニーズ Jr.)、椿鬼奴、斉藤優(パラシュート部隊)、天宮良、財木琢磨、幸田尚子、天津木村、松岡裕哉、坂本あきら、大空ゆうひ、長谷川初範
企画・製作・主催: 博多座

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