4度の公演を重ねてきた朗読劇が「命のバトン2021」として再演決定

朗読劇「命のバトン2021」

2019年公開の映画『みとりし』の前日譚として、これまでに4度の公演を重ねてきた朗読劇「命のバトン」が、全出演者をA・Bの2チーム(一部ダブルキャスト)に分けて「命のバトン2021」として再演することが決定した。

映画『みとりし』は「Japan Film Festival Los Angeles 2020」にて最優秀主演俳優賞(榎木孝明)、新人賞(村上穂乃佳)、chanoma賞(特別賞)の三冠を受賞した、最期に残された時間を旅立つ人、見送る人に寄り添い、支える“看取り士”を描いた作品。「命のバトン」もまた『みとりし』で描かれる“看取り士”がテーマとなっており、逝くものが、残るものへとつなぐ想いを繊細に描く。

いまだに終息の見えない新型コロナウイルスの感染拡大によって疲弊した心に、命の尊さ、家族や友達の大切さを再認識させるような心温まるストーリーを、朗読劇というシンプルな表現で上演していくという。

公演は労音大久保会館R’sアートコート(東京都新宿区)にて2月18日(木)〜21日(日)まで。


■Information

朗読劇「命のバトン2021」

2021年2月18日(木)〜21日(日)労音大久保会館R’sアートコート

時は1988年、日本は韓国で開かれるソウルオリンピックを間近にして最高の盛り上がりを見せていた。学生時代、陸上部に所属していた生田は同級生を集めて韓国にオリンピックを観に行くことに。だが・・・思わぬ事態に!そこで友人から初めて聞く言葉「看取り士」。
それから15年後。
生田は実家を離れて、東京で自分の店を立ち上げた。場所は恵比寿。オープン当初は人も入っていたが、飲食店の激戦区ということもあり、名物と言う商品もない店は客足も遠のき、売り上げも落ちていき、現在は赤字続きの借金生活。これ以上続けられるかの瀬戸際に立たされていた。そんな時に親の病気が発覚。余命半年という診断だった。片親で育った生田はお店を続けるか、親の元で暮らすか、選択を迫られていた。生田が決めた選択は・・・?
人は人生の最期をどう過ごすのか。人は命(死)というものにどう寄り添っていくか。
生田の人生を追った感動ストーリー。

脚本・演出: 池畑暢平
出演者: 淺川眞來 KOHEY(BUZZ-ER.(ブザー)) 杉江優篤 橋本真一 平井亜門 平山大 深澤大河 内木志 中村繁之
※【Aチーム】【Bチーム】のチーム編成は公式サイト等をご参照ください。

料金: 5,500円(2月3日19:00発売開始)

公式サイト: https://inochinobaton.themedia.jp/
ツイッター: https://twitter.com/InochinobatonR
インスタグラム: https://www.instagram.com/isf_stage/

主催: 株式会社アイエス・フィールド


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