『しあわせの隠れ場所』(09)でアカデミー賞主演女優賞、『ゼロ・グラビティ』(13)でも再び同賞にノミネートされたサンドラ・ブロックが主演およびプロデューサーを務めるNetflix映画『消えない罪』が2021年12月10日より独占配信されることが発表され、予告編とキービジュアルが公開されました。
サンドラ・ブロックが演じるのは、過去に犯してしまった殺人の罪で20年の刑期を終え、刑務所から出所したルース・スレイター。“罪を償った”はずのルースに待ち受けていたのは、“過去の罪が許されない”世界。社会に溶け込めず孤立し、安息を求めた故郷でも厳しい批判に遭い、次第に行き場をなくしていくルース。彼女が“罪を償う”ための唯一の手段は、昔とある理由で置き去りにしてしまい、離れ離れになっていた妹を探すこと。果たしてルースは、過去の罪、そしてこれからの自分にどのように向き合っていくのか。
『ゼロ・グラビティ』では、宇宙からの生還を試みる科学者役で、ほとんどのシーンが無重力空間でたった一人という設定に挑み、『バード・ボックス』(18)では目隠しをしたまま逃避行に出る母親役で視界を遮られながらの体当たりの演技に挑むなど、数々の難役を演じてきたサンドラが、本作では元受刑者役に挑みます。
本作で監督を務めるのは、ドイツ出身のノラ・フィングシャイト。『システム・クラッシャー 家に帰りたい』(19)が2019年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)を受賞するなど、注目を集めています。
サンドラ・ブロックの他にも、『メン・イン・ブラック』(97)、『マグニフィセント・セブン』(16)などに出演のヴィンセント・ドノフリオ、『マ・レイニーのブラックボトム』(20)などで4度のアカデミー賞ノミネートの実績があるヴィオラ・デイヴィスなど演技派俳優たちが脇を固めています。
また、12月10日(金)からのNetflix独占配信に先立って、11月26日(金)より日本の一部劇場にて公開も予定。今後の映画賞レースへのノミネートにも注目です。
『消えない罪』予告編
■Information
Netflix映画『消えない罪』
監督: ノラ・フィングシャイト
プロデューサー: グレアム・キング、サンドラ・ブロック
キャスト: サンドラ・ブロック、ヴィンセント・ドノフリオ、ジョン・バーンサル、ヴィオラ・デイヴィス
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