ミュージカル「魔女の宅急便」取材会レポート

ミュージカル「魔女の宅急便」取材会

2021年3月25日(木)より開演のミュージカル「魔女の宅急便」の取材会レポートをお送りします(写真は同日の公開稽古の模様)。
【登壇者(敬称略)】井上音生、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、生田智子、横山だいすけ、藤原一裕(ライセンス)、白羽ゆり】

Q 間もなく初日を迎える今のお気持ちは?

Aミュージカル「魔女の宅急便」公開稽古井上音生私は緊張すると歌に影響が出てしまうので、深呼吸をして楽しむことを忘れないようにしたいです。

那須雄登稽古期間はあっという間の1ヶ月でした。みんなで精一杯頑張ってきたのをベスト出したいです。

横山だいすけ本当にあっという間の稽古期間だったと思います。稽古以外でもみんないろいろ我慢をして感染症対策も頑張ってきたので、そういう踏ん張ったエネルギーが花開くように、最後まで気を抜かぬように頑張りたいです。

生田智子協力しあって誰一人も欠けることなく初日を迎えられるのがうれしいです。早く皆さんに観ていただきたいです。

白羽ゆりおソノさん役は見守りが一番だと思っていて、稽古期間も見守っていました。井上さん、那須さんのふたりをはじめみんなまっすぐ頑張っていましたので、そんな温かい雰囲気出ればいいなと思います。

藤原一裕キキ役、トンボ役のふたりは本当にかわいくて、今回も父親のような気持ちで見させていただいていました。感染症対策はスタッフさんもものすごく気を配っていましたし、おそらく半年分くらいの検査のための唾液を提供していたんじゃないかと思いました(笑)。今回もセリフはありませんが頑張ります。何とかねじ込んで、という姿勢も見せず、いただいた台本にかしこまりましたという姿勢で頑張ります。

Q 初めての本格的なミュージカル出演となりますがどんなアドバイスをもらいましたか。

Aミュージカル「魔女の宅急便」公開稽古那須雄登美 少年のメンバーの岩﨑大昇が「ELF – The Musical/エルフ・ザ ミュージカル」で座長を務めていて、僕も見学に行って「ミュージカルっていいな」と思う経験をしました。「稽古期間に気をつけていたことは何?」と聞いたら「とにかく台本を読みまくれ」とのことだったので、台本を稽古前にいただいてからずっと読んでいました。以前に出演された大西流星くんからは「演出家さんは優しいし、緊張しないで頑張ってね」とかわいらしい絵文字と一緒にメッセージをいただきました。

井上音生演出家の岸本さんから「歌だと思って歌わないでキキの心情だと思って気持ちよく楽しく歌ってください」と言われました。緊張せずに堂々と歌いきりたいです。

Q お互いの印象はいかがでしたか。

A井上音生頼れるお兄さんという感じでした。

那須雄登井上さんは16歳だけど、3歳上の僕と同い年のような安定感。意志も強そうだと感じました。

Q 若いふたりの稽古をご覧になって印象はいかがでしたか。

Aミュージカル「魔女の宅急便」公開稽古横山だいすけ本読み稽古をやった時に、ふたりはキキとトンボという印象しかなかったです。すごく読み込んできたんだな、いろんなことをイメージしてきたんだなと。ここから稽古が始まるのはどれだけ楽しい毎日を過ごせるのだろうと感じました。稽古自体は換気の時間もあって実質的には短かったと思います。けれども演出家の求める声にどんどん乗っかっていく姿を見て、成長している姿がうれしくもあり、このメンバーでできる喜びを日々感じました。早い段階から完成形がどんどん広がっているので初日が楽しみです。

生田智子井上さんは外見が大人っぽい、落ち着いた印象でした。それが本読みでご一緒したら本当にかわいいんですよ!キュンキュンして、私はそのキュンキュンシーンにハートマークつけました。忘れかけた気持ちを思い出さてくれるフレッシュなふたりです。愛くるしいというか、見てもらえれば分かります。キキとは親子役ですし、トンボくんはきっと将来の息子ですから(笑)、家族になった気持ちでがんばりたいですね。

Q ビジュアルについてはいかがですか。

Aミュージカル「魔女の宅急便」公開稽古井上音生友だちから観に行くよと言われましたが、私がキキを演じるのが信じられないみたいです。でも天真爛漫なところは似ていると言われました。それが元気の源になっているので頑張りたいです。私は大きなリボンが気に入っているので皆さんに見せつけたいです。ほうきで空を飛ぶフライングは恐怖心もなく楽しんでいます。魔法を使って飛べるのはこんな感じなんだと毎公演楽しみです。

那須雄登メインビジュアルが公開された時にメンバーからは「かわいいじゃん」と、普段言ってもらえない言葉だったので嬉しい反面ムズムズもしました。茶髪の姿はまだ見せてないので、メンバーみんなの感想と合わせて楽しみです。

Q 井上さんは上京されて約1年ですが、このキキの修行と重ねていかがですか。

A井上音生この公演の事が本当に大きくて、1年の後半にいろいろな経験がギュッと詰まっている感覚です。キキに共感できるので演じやすいです。

Q ジャニーズ以外の舞台は初めてとのことですが、メンバーのいない経験はいかがですか。

A那須雄登こういう状況に立たせていただいているのも本当に嬉しくて、ここにいる皆さんはもちろん他の方々からもいろいろなアドバイスいただけて幸せです。稽古がずっと続けばいいなと思いました。

Q キキとトンボの息の合い方について見守っていていかがですか。

Aミュージカル「魔女の宅急便」公開稽古白羽ゆりふたりは似ているところがあって、とにかく純粋なんです。キキは舞台上で走り続けていますが、井上さんがどんどん成長している姿を感じられます。那須くんはポスター撮影のときからトンボ役がハマり役だなと思いました。年頃の男の子は反抗期があってもおかしくないんじゃないかななと思いますが、那須くんの様子を見ていると本当にいい子なんです。ふたりの素直で良いパワーを私たち大人チームも感じて一緒に稽古してきたので本番も楽しみです。井上さんがキキとして本気で泣いているののをおソノさんとして励ます立場なんですが、稽古では本気泣きしてしまったことがあるので、本番では自分も泣かないように堪えてキキを勇気づけなければと思っています。

Q コロナ対策についてお聞かせください。

Aミュージカル「魔女の宅急便」公開稽古生田智子稽古中は一度もマスクを取ったことがないんです。この会見で初めてマスクを取って接しました。

藤原一裕食事の時間をずらしていたんです。

横山だいすけマスクをずっとしていたので、今日初めて外してみんな「はじめまして」とあいさつしていました。

白羽ゆり今すぐハグしたいくらいです(笑)。

那須雄登本当に良くしていただいているので幸せです。まだ始まっていませんが千秋楽が今から寂しいです。

生田智子岸本さん、私、横山さんの3人ですが那須くんファンクラブがあるんですよ。

那須雄登これから続々増えるように頑張りたいです!

Q では意気込みをお聞かせください。

A井上音生13歳の女の子キキが成長していく物語ですので、私も成長していきたいです。初ミュージカルという1回しかない経験を大切に楽しみたいです。

那須雄登心があたたかくなるようなミュージカルです。人の優しを感じられる舞台ですので、皆さんに楽しんでいただけたらと思います。全力でがんばりますのでお楽しみに。

■Information

ミュージカル「魔女の宅急便」

【東京公演】2021年3月25日(木)〜28日(日)新国立劇場 中劇場(7公演)
【名古屋公演】2021年4月10日(土)〜11日(日)愛知県芸術劇場 大ホール(4公演)
【大阪公演】2021年4月15日(木)~18日(日)メルパルクホール大阪(7公演)

13歳になった魔女のキキは、古くから伝わる習わしにのっとり、相棒の黒猫ジジと共に満月の夜に旅立つ。自分で新しい町を見つけ、一年後には自力で暮らせるようにならなければいけないが、空を飛ぶ魔法しか知らないキキは、新しい町コリコでも様々な壁にぶつかる。飛ぶことに憧れる少年トンボとの交流や、パン屋のおソノさんに励まされながら、思春期の少女は少しずつ成長していく。飛べることを生かしお届けもの屋さんを始めたキキだが、前途は多難。そんな中、町長からある依頼がくる。それは町の一年で一番大きな行事に関わる重要な仕事。 キキは無事にその依頼を果たせるのか?!

登場人物(★は初出演キャスト):
★キキ/井上音生・・・コリコの町にやってきた13歳の魔女
★トンボ/那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)・・・コリコの町に住む少年
◆コキリ/生田智子・・・キキのお母さん
◆オキノ/横山だいすけ・・・キキのお父さん
◆フクオ/藤原一裕(ライセンス)・・・おソノさんの旦那さん
◆おソノ/白羽ゆり・・・コリコの町のパン屋のおかみさん

原作・監修: 角野栄子(『魔女の宅急便』福音館書店刊)
脚本・演出・振付: 岸本功喜

料金:
東京・大阪公演:全席指定10,500円(税込)未就学児童入場不可
名古屋公演:S席10,500円/A席8,000円(税込・全席指定)未就学児童入場不可
一般発売日: 3月13日(土)

企画製作: アークスインターナショナル/フジテレビジョン

公式HP: http://www.musical-majotaku.jp/


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