2020年開催の第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門の招待作品で話題となった韓国発のエンターテイメント・アクション映画『スレイト』が6月25日(金)より公開が決定し、主演のアン・ジヘのコメントや特報が公開された。
本作のタイトル「スレイト(slate)」とは、英語で「カチンコ」の意味。アン・ジヘが演じる、売れないアクション女優・ヨニが『鬼剣伝説』という映画の主人公・鬼剣役のスタントを担当することになり、映画のセットでカチンコを見つけた親友のスアが、「ロール1、カット1、テイク1」と言ってカチンコを鳴らすと、ヨニはパラレルワールドにワープしてしまい、鬼剣として戦いの渦に巻き込まれていくというストーリー。
本作のチョ・バルン監督がスタント無しでアクションを自分でやれる女優を探していたところ、「アクロバティック、剣術、弓、乗馬、ダンス、器械体操など、アクションに関する全てをこなすことができる」アン・ジヘと出会い、彼女がアクション練習をしているビデオを見て、本作の出演オファーに至ったという。そんな監督お墨付きのアン・ジヘのアクションがこの映画の最大の見どころ。その一部は特報からも確認できる。
その他の出演者は、村を守ろうとした領主の父親が唯一の弟子・フィリップに殺されたため、若いながら、領主の役目を継ぎ、鬼剣に村を守るようお願いするキム・ジナ役を、ドラマ「100日の朗君様」がケーブルテレビでは異例の大ヒットを記録したイ・ミンジ、フィリップ役を、『BODYGUARD』(原題『경호원』)、『ノンストップ』(英題『OK!MADAM』)と出演作が続くパク・テサンが演じる。
『キル・ビル』のユマ・サーマンを彷彿とさせる黄色基調のビジュアルや剣術アクションに注目だ。
■『スレイト』特報
キャストコメント
アン・ジヘチョ・バルン監督と出会ってから、私が演じたヨニと過ごした日々は、今でも私にとっては白昼夢のような時間です。ヨニというキャラクターに対する情熱が、彼女と一緒に成長するための私のモチベーションになりました。
■Information
『スレイト』
2021年6月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
幼い頃からアクションスターになることを夢見ていたヨニ。卓越した剣術を持っているにもかかわらず、なかなか役者として芽の出ない日々を送っていた。ある日、アクション映画のスタント役として雇われて撮影現場に入ると、そこは無法地帯のパラレルワールドで、人々が剣を持ち、何の報いもなく殺し合いをしていた。撮影と間違えて敵を倒していくヨニの姿を見た村人たちから村の守護者として迎えられ、尊敬されるようになる。そしてヒロインとして村人を救うために、彼女は悪者たちに反撃を開始する。
出演: アン・ジへ イ・ミンジ パク・テサン
監督・脚本: チョ・バルン
配給: ライツキューブ
配給協力: 渋谷プロダクション
公式サイト: https://slate-movie.com
公式ツイッター: https://twitter.com/slatemovie2021
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