『マトリックス レザレクションズ』全世界で本年12月公開決定

『マトリックス レザレクションズ』

空前の社会現象を巻き起こした伝説の映画『マトリックス』の新章となる『マトリックス レザレクションズ』が、日本をはじめ全世界で2021年12月に公開されることが決定しました。そしてビジュアル、予告編が全世界で一斉解禁されました。

この世界が実は作られた仮想世界だった、という衝撃的な設定で観る人の価値観を一変させた『マトリックス』。
その世界観と合わせて、革新的な映像が人々を魅了しました。“バレットタイム”と呼ばれる複数台のカメラによる撮影方法を取り入れて、静止あるいはスローモーションになった人物の周りをカメラが動くというそれまでにない映像が撮影され、『マトリックス』本編を観たことのない人でも知っている、キアヌ・リーブス演じるネオが後ろにのけ反りながら銃弾を避けるシーンなど多くの象徴的なアクションシーンが生み出されました。さらにカンフーとVFXを融合させることでキャラクターの動きに制限をなくし、華やかでスピード感溢れる格闘シーンが生まれ、後の作品にも多大な影響を与えることになりました。
また、日本を代表するアニメーション作品である押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』から影響を受けた、“マトリックス・コード”と呼ばれる緑色の文字が画面の上から下へ流れるオープニングシーンや、頭にプラグを挿入してネットワークに接続するという方法や、銃撃戦のシーンでの銃弾がコンクリートを破壊する演出なども、『マトリックス』の映像革命を実現させる重要な要素となりました。

『マトリックス レザレクションズ』『マトリックス レザレクションズ』(原題:THE MATRIX RESURRECTIONS)の「レザレクションズ」とは「復活」という意味。副題が「R」から始まるのもこれまでの『マトリックス』シリーズを踏襲しています(2作目は『マトリックス リローデッド』/原題:THE MATRIX RELOADED、3作目は『マトリックス レボリューションズ』/原題:THE MATRIX REVOLUTIONS)。
『マトリックス レザレクションズ』はシリーズ3作目『マトリックス レボリューションズ』の続編ではなく、1作目の続編となるとのこと。
監督は『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキー。
キャストには、ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミス、メロビンジアン役のランバート・ウィルソン、エージェント・ジョンソン役のダニエル・バーンハードらが、それぞれ同じ役を続投することが決定。新キャストとして、ネオを救世主と信じ、世界の真実を伝え、彼を導くモーフィアス役に、『アクアマン』のブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が、ネオの宿敵エージェント・スミス役に、Netflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」で主役のFBI捜査官ホールデンを演じるジョナサン・グロフが抜擢されています。他にも新キャラクターを演じるニール・パトリック・ハリス、クリスティーナ・リッチらが出演するとのこと。
近年のキアヌ・リーヴスは『ジョン・ウィック』シリーズでも目覚ましく活躍中。射撃訓練の映像がまるでプロのようだと話題になるなど、アクション俳優として一番成熟している状態とも言えます。
どんなアクションが飛び出すのか、最新のVFXによって創り出される仮想世界と相まってのアクションシーンは本作の見どころとなるでしょう。

映画『マトリックス レザレクションズ』予告


■Information

『マトリックス レザレクションズ』

『マトリックス レザレクションズ』2021年12月、全世界公開

監督: ラナ・ウォシャウスキー
出演: キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、プリヤンカー・チョープラー、ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサン・グロフ、クリスティーナ・リッチ

オフィシャルサイト: matrix-movie.jp
オフィシャルTwitter: @matrix_movieJP
#マトリックス #マトリックス復活

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