市川海老蔵さん、歌舞伎初挑戦となる戸塚祥太さん（A.B.C-Z）らが出演する『六本木歌舞伎2022』が2022年2月18日（金）～3月6日（日）東京・EXシアター六本木での公演を皮切りに福岡、大阪で上演されることが発表されました。
2015年に第1回目が上演された『六本木歌舞伎』から7年を経て第４回となる今回、これまで演出を担当してきた映画監督の三池崇史さんは監修として参加し、日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活動する藤間勘十郎さんが新たに演出を務めます。出演は十三代目市川團十郎白猿襲名を控えている市川海老蔵さん、そしてA.B.C-Zの戸塚祥太さんが今回歌舞伎に初挑戦します。
本公演の前売り券は12月19日（日）からとのこと。
2015年に始まった六本木歌舞伎の幕開けの演目は『地球投五郎宇宙荒事』。市川海老蔵さんと中村獅童さんの歌舞伎への熱い想いから始まった宇宙規模の新作歌舞伎で、脚本を宮藤官九郎さん、演出を三池崇史さんが手がけ、連日満員の大盛況のまま千秋楽を迎えました。
第二回となった2017年の公演では、リリー・フランキーさんが新解釈で描き出した『座頭市』を、前作に引き続き三池崇史さんが演出。市川海老蔵さんに加え、寺島しのぶさんが出演し、市川海老蔵さんと寺島しのぶさんの２２年ぶりの共演となりました。
第三回目は2019年に芥川龍之介の代表作『羅生門』。演出は三池崇史さん。市川海老蔵さんに加え、歌舞伎初出演となった三宅健さんが出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた同作を、市川海老蔵さんが四役、三宅健さんが二役を演じました。
出演者コメント
市川海老蔵2015年にスタートさせた「六本木歌舞伎」も今回で第4回を迎えることができました。毎回、歌舞伎界のみならず様々な分野にて第一線でご活躍される方々のエネルギーをお借りしながら、作品づくりに向き合ってきました。
この度は、ジャニーズグループ・A.B.C-Zより戸塚祥太さんをお迎えし、斬新で痛快な作品を生み出します。
閉塞感漂う現代に風穴を開けるような「六本木歌舞伎」ならではの科学変化に是非ご期待ください。
戸塚祥太（A.B.C-Z）偉大な先輩方と同じ舞台に立てることに今から気持ちが昂っています。
私にとって未知数である歌舞伎の世界に飛び込むことは、子供のように目に映るすべてに心のときめきを感じることと思います。市川海老蔵さんの背中を見ながら、楽しみ学び、そして演じていきたいです。
ぜひとも劇場にお越しください。
■Infortmation
『六本木歌舞伎2022』
【東京公演】2022年2月18日（金）～3月6日（日） EXシアター六本木
【福岡公演】2022年3月11日（金）～3月13日（日）福岡サンパレスホテル＆ホール
【大阪公演】2022年3月18日（金）～3月21日（月・祝）フェスティバルホール
脚本： 今井豊茂
演出： 藤間勘十郎
監修： 三池崇史
出演： 市川海老蔵 戸塚祥太（A.B.C-Z） 中村児太郎 市川右團次 他
チケット料金： 一等席14,000円、二等席10,000円（全席指定・税込）
前売開始： 2021年12月19日（日）
協力： 全栄企画／株式会社ちあふる
製作： 松竹株式会社
お問い合わせ： Zen-A（ゼンエイ）TEL:03-3538-2300（平日11:00〜19:00）
主催： 株式会社3Top／六本木歌舞伎実行委員会