2021年度開催の第74回カンヌ国際映画祭にてパルムドール(最高賞)に輝いたジュリア・デュクルノー監督の『TITANE』(原題)が邦題『TITANE/チタン』として全国公開が決定し、場面写真が解禁されました。
2018年は是枝裕和監督の『万引き家族』、2019年はポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』、2020年の開催中止を経て再開した2021年のカンヌ国際映画祭で頂点に選ばれたのが本作。『RAW~少女のめざめ~』(16)でデビューを飾ったフランスの女性映画監督ジュリア・デュクルノーの長編2作目となります。エドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と語り、ポール・トーマス・アンダーソン監督も「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」と大絶賛評を送っています。
今回解禁になった場面写真には、睨みつけるような形相で髪を束ねるアレクシアをはじめ、火事現場で「あるもの」を見つめる消防士のヴァンサン、交通事故で頭にチタンを埋め込まれ固定器具をつける幼少期のアレクシア、そして、燃え上がる炎をまっすぐ見つめるアレクシアの姿が映し出されています。
『TITANE/チタン』は2022年4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国公開されます。
■Information
『TITANE/チタン』
幼い頃、交通事故により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア。彼女はそれ以来、車に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。遂に自らの犯した罪により行き場を失った彼女はある日、消防士のヴァンサンと出会う。10年前に息子が行方不明となり、今は孤独に生きる彼に引き取られ、ふたりは奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた。
監督: ジュリア・デュクルノー(『RAW〜少女のめざめ〜』)
出演: ヴァンサン・ランドン、アガト・ルセル
映画公式Twitter: https://twitter.com/titane_movie
映画公式サイト: https://gaga.ne.jp/titane/
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