ドキュメンタリー映画『掘る女 縄文人の落とし物』2022年7月下旬より全国順次公開

ドキュメンタリー映画『掘る女 縄文人の落とし物』

「発掘」に魅せられた女性たちを3年間に渡って追ったドキュメンタリー映画『掘る女 縄文人の落とし物』が2022年7月下旬よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開が決定しました。

2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコの世界文化遺産に登録され、縄文文化の再評価が進んでいます。今から約1万6千年~3千年前に作られた奇妙なデザインの土器や、どこかかわいげのある造形の土偶の謎は、多くの現代人を惹き付けています。

『掘る女 縄文人の落とし物』が光を当てるのは、縄文土器などの当時の文化そのものよりも、その「発掘」に魅せられた女性たち。『≒草間彌生 わたし大好き』(08)『氷の花火 山口小夜子』(15)の松本貴子監督の最新作となる本作は、縄文遺跡の発掘調査に携わる女性たちを3年間にわたって記録したドキュメンタリーです。研究者の人数など圧倒的に男性優位の考古学界で、汗みどろになりながらスコップを地面に這わせる女性たちを通じて縄文時代が映し出されます。
ナレーションは「銀河鉄道999」のメーテル役で知られる池田昌子が“時空を超える声”で担当。また、劇中では一部、「ひとり古墳部」で知られるスソアキコ氏のイラストによるアニメーションも使用されているとのことです。

『掘る女 縄文人の落とし物』特報


■Information

『掘る女 縄文人の落とし物』

7月下旬、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

監督: 松本貴子(『氷の花火 山口小夜子』『≒草間彌生 わたし大好き』) 
出演: 大竹幸恵、八木勝枝、伊沢加奈子ほか
ナレーション: 池田昌子
撮影: 門脇妙子、金沢裕司
音楽: 川口義之(栗コーダーカルテット)
音楽プロデュース: 井田栄司
編集: 前嶌健治
タイトル文字・イラストレーション: スソアキコ
アニメーション: 在家真希子、岸本萌
考古学監修: 堤隆
オンライン編集: 石原史香
音響効果・整音: 髙木創
助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会

製作・配給: ぴけプロダクション 
配給協力・宣伝: プレイタイム

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