梅津瑞樹主演の舞台、劇団ホチキスvol.43『月野木グラビティ』コメント公開

劇団ホチキス『月野木グラビティ』

梅津瑞樹が主演し、劇団ホチキス代表の米山和仁が今年、父の享年と同じ年齢になることから、「父と息子の物語を描きたい」と書き下ろした新作『月野木グラビティ』が6月4日(金)から公演中だ。

『月野木グラビティ』は町工場で細々と梱包資材(プチプチ®)を作り続ける父と、出戻りした息子が再会することではじまる家族劇。
出戻りした息子、仁役を演じる梅津瑞樹は、鴻上尚史が主宰する虚構の劇団に所属し、舞台『刀剣乱舞』等、ストレートから2.5次元まで幅広く出演している。

劇団ホチキスの特徴で、一人が何役も演じるため、キャラクターとシーンがどんどん変化し、思いもよらない展開になる。
『月野木グラビティ』は6月13日(日)まで吉祥寺シアターにて公演中。

キャスト・演出家コメント

梅津瑞樹【月野木仁役】この度、お邪魔させていただく梅津瑞樹と申します。
老舗劇団であるホチキスさんに参加させていただく以上、同じく劇団出の身としては色々と盗ませていただこうと舌なめずりしております。
劇団というものは、やはりそれぞれ空気感が違く、また独自に発達した暗黙のメソッドだったりがあったりして、渡り歩く度にそれを発見するのが実はウメツの密かな楽しみだったりします笑
兎にも角にも、今作を楽しんでいただくその一助となるため頑張ります。

山﨑雅志【月野木嗣夫役】因縁浅からぬ家族、ましてや親子ともなればそれはもう「面白いの宝庫」じゃないかと思う。かつて自身は上の存在として親を見てきたが、それもいまや気付けば逆転してしまいつつある。然るべくして地元の友人や知り合いなどは、父親であることの方が多くなっているので、父親目線で物事を語ることに出会う機会がことの外増えた。
先日、印象的だったのは暫くぶりに会う事になった知人が子供の事について「苦労はあるけど可愛くてねぇ。」としみじみ語っていたことだ。素晴らしい言葉を聴いたと思った。
そして知れば父親役とのこと。
人柄を深く知れば知るほど面白い親と子。
これはもう息子と向き合うしかないだろう。
勿論ホチキス流で。沢山の感謝と共に劇場でお待ちしています。

米山和仁【脚本・演出】私の父は、私が10歳の時に他界した。生前も海外を飛び回っていたため、父と会話をした記憶があまりない。今私には、3歳になる息子がいる。日々すくすくと成長する我が子を見ながら、父は何を思っていたのだろうとよく想う。そんなこんなをぶつけてみようと思った。かなりのフィクションを交えて。


■Information

劇団ホチキスvol.43『月野木グラビティ』

劇団ホチキス『月野木グラビティ』2021年6月4日(金)〜6月13日(日)吉祥寺シアター

月野木仁(つきのきひとし)は、若くして事業を立ち上げる起業家であったが、友人の裏切りで失墜。多額の借金を抱える事に。若くして家を飛び出した仁は久しぶりに実家に戻ることに。実家は「月野木緩衝加工株式会社」という名の小さな町工場。気泡緩衝材(いわゆるプチプチ®)を作っている。実は仁は、実家の仕事をからめた事業を立ち上げ、銀行から融資をうけ、己の難局を乗り切ろうと企んでいた。しかし、父 月野木嗣夫(つぐお)は聞く耳をもたない、逆に仁に意外な提案をする・・・。

梅津瑞樹
小玉久仁子、齋藤陽介、折井あゆみ、山本洋輔、笠井里美、内村理沙
山﨑雅志

当日引換券
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=61515&
予約締め切り: 各公演前日21:00まで
発券締め切り: 各公演前日23:59まで

【席種】
スーパープレミアム:10,000円(税込)
※最前列含む前列エリア・非売品特典付(会場にてお渡し)
※舞台面から2m確保するため、最前列はB列となります
一般:6,500円(税込)

当日券:当日券は開演の30分前より販売しております。

公式Twitter: @hotchkisstwitte
月野木グラビティ特設サイト: http://www.hotchkiss.jp/tsukinoki/

企画・製作: 劇団ホチキス


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