OKWAVE Stars Vol.1099は映画『炎のデス・ポリス』(2022年7月15日公開)に出演のアレクシス・ラウダーさんへのインタビューをお送りします。
Q 本作は警察署を舞台にしたアクション映画ですが、台本を読んだ第一印象をお聞かせください。
Aアレクシス・ラウダー台本を読んで、ヴァレリーという役に惚れ込みました。彼女は非常に強い女性ですし、男性の中にいて、ちゃんと警察の一員として扱われています。紅一点で周りからジョークを言われたり、煙たがられるような存在ではなく、警察の仕事もしっかり上手にこなしています。女性は自分の力を小さく見積もらなければ周りから認められないことがありますが、彼女はちゃんと仕事をしますし、分からないことは周りに聞く謙虚さもあります。彼女は警察官としては新人ですが、軍隊の経験があり、それを仕事に活かしているのだと思います。
Q ご自身はヴァレリーとどのくらい似ているのでしょう。また、役作りについてお聞かせください。
Aアレクシス・ラウダーオーディションを受けた際に自分に似ている部分を役に投影しました。自分に対して規律正しい部分や、私は陸上競技の選手だったのでその競争心の部分もです。また、紅一点で唯一の黒人の役ですが、その状況に縮こまるのではなく自信を持って他の人と接しています。そういった私自身の特徴を役に込めてオーディション動画を送りました。その後にジョー・カーナハン監督とフランク・グリロの前でヴァレリー役を演じて気に入ってもらえました。とくに監督からは「ヴァレリーは君のものだ」という言葉もいただきました。
セットに入ってからも監督は私のことを信頼してくれていました。私があるシーンをどう演じようかと監督に質問すると、「君だったらどう演じる?」と逆に私の考えを聞いてきて、その考えを尊重してくれました。
今回私にとって初めてのメインキャストになりますが、自分の考えを尊重してもらえるオープンな環境だったので、とても感謝しています。
Q ガントレーニングや撮影現場での様子はいかがでしたか。
Aアレクシス・ラウダー撮影前にはガンアクションやスタントアクションについてトレーニングをしました。ヴァレリーは銃の扱いに慣れているので、私は撮影期間中も銃のレプリカをホテルに持ち帰って、何をしている時も手に馴染むように練習していました。
現場に入ってからは留置場のシーンをはじめ、役をどう演じるかお互いに噛み砕きながら、とても楽しく演じることがました。
ヴァレリーは新米警官ですし、私もジェラルド・バトラーたちに比べたら新人のようなものです。でも、現場で私もヴァレリーと同じように自分を小さな存在だとは思わずにいられましたし、ヴァレリーが仲間の一人であると認められていたように、私も認められていました。
Q アレクシス・ラウダーさんからOKWAVEユーザーにメッセージ!
Aアレクシス・ラウダーこの映画は非常にスリリングなセットにアクション満載のストーリーで、ジェラルド・バトラーやフランク・グリロが出演しています。そしてジョー・カーナハンが監督を務めています。私が演じるヴァレリーは誰を信じていいのか分からない状況で、自分なりに事態を解読していきますので、観客の皆さんはヴァレリーの視点で一緒に楽しめると思います。映画冒頭から登場するのも銃ですし、ガンアクションを私も一生懸命練習をしましたので、ぜひそこも楽しんでいただけたらと思います。
Qアレクシス・ラウダーさんからOKWAVEユーザーに質問!
アレクシス・ラウダーもし宇宙のあらゆる星を訪ねることができるとしたら、どの星で1週間過ごしたいですか。そしてその星でどんなことをしたいですか。
■Information
『炎のデス・ポリス』
ある夜、アメリカ・ネバダ州の砂漠地帯にたたずむガンクリーク警察署に、暴力沙汰を起こした詐欺師テディが連行されてくる。実はマフィアのボスに命を狙われているテディは、避難場所を求めてわざと逮捕されたのだ。留置場に放り込まれひと息ついたのも束の間、マフィアに雇われたスゴ腕の殺し屋ボブが泥酔男に成りすまし留置場のお向かいさんとなったから、さぁ大変。新人警官ヴァレリーの活躍によってボブのテディ抹殺計画は阻止されるが、マフィアが放った新たな刺客、サイコパスのアンソニーが現れて署員を皆殺しにし、小さな警察署はまるで戦場のような大惨事に……。孤立無援の危機に陥ったヴァレリー、裏社会に生きる同じ穴のムジナでありながら激しくいがみ合うテディ、ボブ、アンソニー。はたして4人のうち、この一夜限りの壮絶な殺し合いを生き抜き、朝を迎えられるのは誰なのか!?
監督: ジョー・カーナハン(『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』『コンティニュー』)
出演: ジェラルド・バトラー(『ジオストーム』『300』『エンド・オブ・ホワイトハウス』)、フランク・グリロ(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)、アレクシス・ラウダー(『ハリエット』)、トビー・ハス(『ハロウィン』)
配給: キノフィルムズ
提供: 木下グループ
公式サイト: copshop-movie.jp
#デスポリ
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■Profile
アレクシス・ラウダー
1996年8月24日生まれ、アメリカ・ノースカロイナ州出身。
主な出演作に『ブラック・パンサー』(18)、『ハリエット』(19)、『ウォッチメン』(19~/TV)、『トゥモロー・ウォー』(21~/配信)など。
Photo by Emma Mead