OKStars Vol.454は映画『トゥモローランド』ケイシー役のブリット・ロバートソンとその日本語吹替版を担当した志田未来さんへのインタビューをお送りします!
Q ケイシーという役をどのように捉えましたか。
Aブリット・ロバートソンブラッド・バード監督に明確なヴィジョンがあったので、私はそれを示してもらってきちんと受け止めるだけでした。ケイシーの周りのクラスメートたちは環境問題などのネガティブな未来に囲まれているけれど、ケイシーは楽観的な明るい未来を思い描く女の子ね。
Q 志田未来さんはケイシーの声をどのように表現しようと思いましたか。
A志田未来ケイシーの真っ直ぐな視点を大事にしました。声を録っている時は実際には動いたりはできませんが、ケイシーの動きを意識して、自分も動いているように呼吸を合わせながら声の表現をしました。
Q 日本版ケイシー、志田さんの印象はいかがでしょう?
Aブリット・ロバートソンとてもチャーミングね!彼女とはお互いに日本語と英語を教え合ったりしました。知り合えてとても良かったわ。
Q ブリットさんの印象はいかがだったでしょう。
志田未来ワールドプレミアで初めてお会いしましたが、すごくきれいだったし、とても気さくに接していただけて、いろんな話もできました。
Q ジョージ・クルーニーとの共演はいかがでしたか。
Aブリット・ロバートソンGreat! 素晴らしいの一言ね。彼との共演はとてもいい経験になったし、心から感謝しています。ジョージが演じたフランクは、最初とてもシニカルな一面を持った男性として登場するので、実際のジョージとはだいぶ印象が違います。とにかく彼との共演は素晴らしかったわ。
Q 志田さんはジョージ・クルーニーと会っていかがでしたか。
A志田未来ジャパン・プレミアのステージでもジョークを言ったり、本当に気さくな方でした。そのステージ裏で開演を待っている間、私がすごく緊張していることに気づいて、近寄ってきて手を握って緊張をほぐしてくれました。
Q 『トゥモローランド』には謎解きやSFなど様々な要素がありますが、どんなところが見どころでしょうか。
Aブリット・ロバートソン私はトゥモローランドに行くまでの道中のロードトリップ的なところが気に入っています。ラフィーが演じたアテナとの旅はちょっとしたロードムービーみたいだったと思います。
志田未来トゥモローランドというと、ディズニーランドの中のエリアが思い浮かぶと思います。映画の中には実際にそのトゥモローランドの要素も入っているのでディズニーランドが好きな方にはそういうところを見つけられる楽しさもあると思います。
Q ケイシーのように前向きに夢を見続ける強さの秘訣は何でしょう。
Aブリット・ロバートソン夢を思い描くには、楽観的なところなどの自分の意志もそうだし、それができる周りの環境も大切だと思います。そうすることで夢の実現に向けて進んでいくことができるだろうし、自分自身のクオリティを上げていくことができると思います。
志田未来誰でもひとつは夢を持っていると思いますが、自分でその夢に制限をつけてしまわずに信じていれば、もっと可能性が広がるんじゃないかと思います。
Q ケイシーはとても行動的ですが、ご自身が何かやってみたことはありますか。
Aブリット・ロバートソン旅をしたいわ。こうやって日本をはじめ、世界各地に行くことができて、視野も広がるので。日本のことは本当に大好きで、空港から東京までの郊外の様子も素晴らしかったわ。
志田未来映画の中で少年時代のフランクがジェットパックで空を飛ぶシーンが出てきますが、私は以前からスカイダイビングをしてみたかったので、さらにその気持ちが強くなりました。
QOKWaveユーザーに質問!
ブリット・ロバートソン『トゥモローランド』にちなんで、皆さんはどんな夢を持っていますか?
志田未来ケイシーはトゥモローランドに行けるバッジを受け取ります。もしあなたがバッジを受け取ったらどうしますか?
■Information
ウォルト・ディズニーが遺した最大の謎にして最高のプロジェクト
『トゥモローランド』
ケイシー・ニュートン、17歳。ある日、彼女の持ち物に見慣れぬピンバッジが紛れ込む。それは、彼女が夢見た世界へのチケットだった。ピンバッジに触れると、ケイシーはたちまちにしてテクノロジーの発達した未知なる世界に…。果たして、ここは未来なのか?だが、バッテリー切れと同時に、ケイシーは見慣れた世界へと引き戻されていた。
必死で夢の世界へと戻ろうとするケイシーの前に現れたのは、ピンバッジを彼女の荷物に紛れ込ませたという、謎の少女アテナだった。その世界の名は“トゥモローランド”。再び訪れたいのならば、フランク・ウォーカーという男を訪ねるようにとアテナは誘う。アテナが人類の未来を託したふたりの人間、それこそがケイシーとフランクだった。だがそれは、壮大な冒険の始まりに過ぎなかった。
監督・脚本・製作:ブラッド・バード
キャスト:ジョージ・クルーニー/ブリット・ロバートソン/ヒュー・ローリー/ラフィー・キャシディ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
http://www.disney.co.jp/movie/tomorrowland.html
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■Profile
ブリット・ロバートソン
1990年、カリフォルニア州シャーロット生まれ。
幼い頃から演技に親しみ、2000年代前半からTVシリーズや映画に出演。2011年スタートのTVシリーズ「シークレット・サークル」、2013年スタートの「アンダー・ザ・ドーム」でメインキャストのアンジー役に抜擢された。その他の主な出演作には『40オトコの恋愛事情』(07・未)、『愛する人』(09)、TVムービー『The First Time』(12)、『White Rabbit』(13)、『人生、サイコー!』(13・未)、『Ask Me Anything』(14)、『The Longest Ride』(15)などがある。
志田未来
1993年5月10日生まれ。神奈川県出身。AB型。
6歳でデビューし、映画、ドラマ、CMなどで活躍。連続ドラマ初主演となった「14歳の母」(06)で、第15回橋田賞 新人賞ほか数々の賞を受賞した。「探偵学園Q」(07)、「正義の味方」(08)、「小公女セイラ」(09)、「秘密」(10)などで主演を務める。映画でも『誰も守ってくれない』(09)で第33回日本アカデミー賞 新人俳優賞、エランドール賞 新人賞を受賞するなど、高い演技力に定評がある。2010年には、『借りぐらしのアリエッティ』で、主人公アリエッティの声を担当した。他出演作に、山田洋次監督作品『母べぇ』(08)、『食堂かたつむり』(10)、『風立ちぬ』(13)、『遺体~明日への10日間~』(13)、『ST 赤と白の捜査ファイル』(15)など。バラエティやCM出演、テレビ番組のパーソナリティ、書籍や写真集を出版するなど、その活躍は多岐に亘る。
http://www.ken-on.co.jp/mirai/