Vol.507 女優 高月彩良(『人狼ゲーム クレイジーフォックス』)

OKWAVE Stars Vol.507は『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(2015年12月5日公開)主演の高月彩良さんへのインタビューをお送りします。

Q 今回、『人狼ゲーム クレイジーフォックス』にて映画初主演とのことで、決まった時はどう感じましたか。

A高月彩良決まった時は不安な気持ちが大きかったです。「あやか」という役が何を考えている子なのか分からなくて、その役に自分が入り込めるのかが不安でした。でも楽しみな気持ちも大きかったです。

Q この映画『人狼ゲーム』の世界観についてはどう感じましたか。

A『人狼ゲーム クレイジーフォックス』高月彩良エピソード1(『人狼ゲーム』)、エピソード2(『人狼ゲーム ビーストサイド』)を観させていただいて、とにかく怖い印象でした。映画を観ているというよりもドキュメンタリーのようにゲームをやっている最中を撮られているような生々しさを感じました。
実際の撮影も最初から最後までお芝居というよりも本当にゲームをしているような感覚でした。

Q 撮影はどのような進め方だったのでしょう。

A高月彩良順撮りではなかったですけど、とにかく緊張感がすごくある現場でした。短期だったこともあって、みんな息を抜く間もないくらいでした。それが映像にも出ていてすごくいいなと思いました。でも、昼休みなどにはみんなでワイワイとリラックスして過ごすこともできました。

Q あやか役をどのように演じましたか。

A『人狼ゲーム クレイジーフォックス』高月彩良こんな所に連れてこられたことや理不尽なゲームをやらされていることへの怒りを常に持っているようにしました。監督からもそのように言われたので、演じる時には常に怒りの気持ちを感じているようにしました。

Q とくに面白いなと思ったシーンは?

A高月彩良毎日の投票のシーンは演じていて面白かったです。セリフ回しもスピーディで、相手のセリフを待っていない感じもリアルで印象的でした。みんな「絶対に生き残ってやる」というパワーがあって、そういう力強い感じも好きでした。後で観ても、緊迫感があって良かったです。
撮影ではリハーサルを1回やってすぐに本番だったので、みんな緊張していたし、セリフを間違えた人がいても「それがリアルだから」と監督が仰ってそのまま続けたりしていました。

Q 綾部真弥監督から言われたことで印象的なことはありますか。

A高月彩良監督は私の考えを優先してくれるので、とても演じやすかったです。途中、本当にこれでいいのか不安になることもありましたが、監督のそういう気持ちにすごく優しさを感じました。

Q 「運命の相手」という要素についてはいかがでしょうか。

A『人狼ゲーム クレイジーフォックス』高月彩良あやかが多喜川くんを好きになるというところは、唯一力を抜いて撮影できたところです。あやかと多喜川くんのふたりの屋上での撮影は天気も良かったので、恋愛映画を撮っているような気持ちになれて、楽しくできた大好きなシーンですね。

Q 同世代の共演者との現場でしたが、印象的なことはありましたか。

A高月彩良みんな仲良しで、誰か一人とかではなくみんなが盛り上げ役で、面白かったです。楽しい現場でした。

Q 見どころや楽しみ方は?

A『人狼ゲーム クレイジーフォックス』高月彩良どう展開していくのかをハラハラしながら観てほしいです。途中まで誰が人狼か分からないですし、観てくださるみなさんも推理しながら観てほしいです。

Q もしご自分がこのシチュエーションに放り込まれたらどうしますか?

A高月彩良私は何のカードを引いたかにもよりますがまずは黙っています。何か喋ったら負けだと思うんですよね。

Q ご自身のことをお伺いしますが、女優として今後目指すところは?

A高月彩良役によって全く違う表情や色を出せる人になりたいです。固定されたキャラクターに見られたくないなと思います。

Q 高月彩良さんからOKWAVEユーザーにメッセージお願いします。

A高月彩良この環境に放り込まれた12人が必死に生きようとしている姿がすごくリアルで、私も完成した作品を観てお芝居とは思えないくらいの迫力がキャスト全員から出ていてとても楽しめました。皆さんもぜひそれを感じてほしいです。人狼ゲームだけではなくて恋心や友情のような普通の子が感じる感情ももちろんありますので、そういうところも感じながら観ていただければと思います。

Q高月彩良さんからOKWaveユーザーに質問!

高月彩良ボーイッシュな女の子の良さは何ですか?自分は結構ボーイッシュだと思うので、本当に知りたいです!

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■Information

『人狼ゲーム クレイジーフォックス』

『人狼ゲーム クレイジーフォックス』2015年12月5日(土)公開

わたしが引いたカードは「狐」。勝利条件は「ゲーム終了時に生存していること」。村人側が人狼を全滅させる、もしくは人狼と村人側が同数になった時点で狐=わたしが生き残っていれば、狐だけが勝利。狐は予言者の占い対象になると死亡する。ほかに人狼が3人、予言者1人、霊媒師1人、用心棒1人。あとの5人は能力を持たない村人。わたしはそこで「運命」的な出会いをする。そこにいた一人の男の子に一目惚れしたのだ。彼は人狼?それとも村人?…どっちでもいい、わたしと彼は生き残り、愛に生きるのだ…。そのためには、邪魔な奴には死んでもらわないと…。

出演:高月彩良
冨手麻妙、柾木玲弥
斎藤嘉樹、萩原みのり、冨田佳輔、長村航希、村上穂乃佳、水石亜飛夢、奥村秀人、山根綺 / 藤井武美

監督:綾部真弥
脚本:川上亮、綾部真弥
原作:川上亮「人狼ゲーム CRAZY LIKE A FOX」(竹書房文庫)
主題歌:「arcana」(AMG MUSIC)
企画・配給:AMGエンタテインメント

公式ホームページ:http://jinro-game.net/

©2015 川上亮/AMG出版・「人狼ゲーム クレイジーフォックス」製作委員会


■Profile

高月彩良

高月彩良1997年8月10日生まれ、神奈川県出身、A型。
映画・ドラマ・舞台などを中心に活躍中。ドラマ「TSC東京ガール」(08)で女優デビュー。スタジオジブリ作品「思い出のマーニー」の主人公、佐々木杏奈役(声の出演)で一躍注目を集める。
主な出演作品に、舞台「BASARA」(14)、ドラマ「GTO」(12~13/KTV・CX)、「地獄先生ぬ~べ~」(14/NTV)、映画『僕は友達が少ない』(14)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)『五つ星ツーリスト THE MOVIE~究極の京都度、ご案内します!!~』(15)など。公開待機作には『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016年2月27日公開予定)。
http://ameblo.jp/sara0810/