Vol.511【特別編】『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』来日記者会見

OKWAVE Stars Vol.511はJ・J・エイブラムス監督や主演のデイジー・リドリーさんらが登壇した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』来日記者会見とジャパン・プレミアの模様をお送りします!

Q ご挨拶をお願いします。

AJ・J・エイブラムスコンニチハ!本日はありがとうございます。いつもあたたかく歓迎してくれてありがたく思います。

デイジー・リドリーマタ日本ニ来ラレテ嬉シイデス!4月に来日してまた戻ってくることができました。今回も素晴らしい体験をしています。ありがとうございます。

ジョン・ボイエガコンニチハ。本日はいい時間を過ごしています。映画について共有できることを嬉しく思います。

アダム・ドライバーこのようにあたたかく迎えてくれてありがとうございます。東京は多くの人から素晴らしい都市だと聞かされていました。そこに長い時間をかけて来ることができました。まだそれほど多くのものを見ていませんが、それでも出会う人は皆あたたかく接してくれるので感激しています。本日はありがとうございます。

Q 監督は日本に何度も来られて日本文化にも造詣が深いとのことですが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の日本人におすすめのポイントをお聞かせください。

AJ・J・エイブラムスJ・J・エイブラムスこの「スター・ウォーズ」といえば普遍的な言語であり、冒険があり、ロマンがあり、コメディがあり、スペクタクルがあり、そしてアクションがあります。でも、その中心にあるのはキャラクターの人間性です。それは国や文化を超越しているものだと思います。今回、全く新しい物語で、新しいふたりの若いキャラクターが私の右に座っているデイジーとジョンです。そして素晴らしい悪役を左にいるアダムが演じています。本作の中心はデイジーが演じるレイという女性です。彼女は大きなハートを持っていますが、自分の立場がまだ分かっていないところから始まります。彼女の初めての友達がBB-8という素晴らしい性格のドロイドです。かわいらしくて時には他のキャラクターを喰ってしまうほどの演技をしてくれます。そしてレイはジョンが演じるフィンと出会って冒険が始まります。私が日本を好きであるように、日本の方々にこの作品をきっと気に入ってもらえると思います。

Q デイジーさん、4月の来日の際に思い出に残っていることと、今回楽しみにしていることは何でしょう?

Aデイジー・リドリーデイジー・リドリー前回の来日はたった5日間でしたがいろいろなことをしました。京都にも行きましたし歌舞伎も鑑賞しました。原宿で買い物もしましたし、素晴らしい体験をしました。再び来日できて嬉しいです。今回、午前中のイベントが悪天候で中止になってしまい、とても残念に思っていますが、時間が空いたので原宿にショッピングに行くことができました。この後の滞在期間も楽しんで帰りたいと思います。

Q ジョン・ボイエガさんは初来日とのことですが、日本で印象的なものなどありましたか。

Aジョン・ボイエガジョン・ボイエガ何より人々が素晴らしいと思います。滞在時間は短いのであまり多くの発見はできていませんが、デイジーのように僕はアキバ(秋葉原)に行ってきました。そこで本来だったら使わないような、太鼓やロボットとか、とてもクールなものをたくさん買うことができました。買い物ができてハッピーな気分になれました。

Q カイロ・レンはライトセーバーの使い方が侍のようですが、何か参考にしたことはありますか。

Aアダム・ドライバーアダム・ドライバーJJ監督に初めて会った時に、旧3部作には日本文化が根付いている部分が多いと聞きました。黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』『七人の侍』といった作品はもちろん私も観て学びました。ただ、撮影に入る時にはそのように学んで参考にしたものを一回捨て去って、自分自身のイマジネーションの扉を開いて役作りをしました。カイロ・レンのキャラクターはコスチュームやマスクにも人物像が表れています。人々はある人物を評する時にはその目を見て推し量ると思いますが、このカイロ・レンはマスクの向こうにある目がどんなものなのか分かりません。そんなところにもこのキャラクターのメタファー、この映画にとってのメタファーがあるんじゃないかと思っています。彼のライトセイバーもまた、彼の人物像を象徴するものだと思います。まだまだ荒削りで、彼自身が作ったライトセーバーという設定になっています。なので、その粗削りで未知な部分が多く何が起こるのか、いつ爆発してもおかしくないような要素を抱えた人物であることが分かります。

Q 3人のキャスティングの理由を教えてください。

AJ・J・エイブラムスみんな予定が空いていたからね(会場笑)。さて、この3人ですが、若くて強くて才能があり、柔軟性もある俳優たちです。「スター・ウォーズ」という映画に出演するということはものすごい責任を伴うものです。スペクタクルさを抜きにしても質の高い演技が求められます。この3人が非常に素晴らしい俳優であり、他にも素晴らしい若手が集まりました。若い人たちが成長していく物語は非常にエキサイティングなことですし、彼らの魅力は何でも可能で、いろんな方向へいくことができるということです。一番大事なのは面白さや人間性といったハートの部分です。とくにユーモアのセンスが優れていますが、これは現場でも欠かせないものなんです。キャラクターに活き活きと生命を吹き込む上でも大事なことです。

Q 今回の作品の中で日本のファンに向けて何か秘密を明かしてください。

AJ・J・エイブラムスノー!(即答)
アリガトウゴザイマス(会場笑)。私は映画を観に行って内容をほとんど知っていたという気持ちになるのが嫌なのです。皆さんにもそういう気持ちにしたくはありません。日本の皆さんにだけ教えるということも今の時代、簡単に世界中に広まってしまいます。予告編の中でいろいろ出ていますが、驚きの部分は入っていませんのでぜひ劇場で観ていただければと思います。劇場に確認に行くのではなく、観て感じていただきたいです。でも一つだけ言えます。タコダナという惑星がありますが、これは私が日本に初めて来た時に高田馬場のホステルに泊まったから、その時の思い出を込めた名前なんです。

Q この映画にはハリソン・フォードら、旧作に出続けてきたキャストも出演しています。共演のご感想をお願いします。

Aデイジー・リドリーハリソン・フォードの名前が出ましたので、まず彼について言いますと、皆さんが彼について思っている期待以上の方です。とても優しくてユーモアもあって、共演していても自分が萎縮してしまう気持ちになることなく共演させていただきました。マーク・ハミルもキャリー・フィッシャーも素晴らしい役者ですけど、ふたりもまた居心地良く共演することができました。何よりも熱い気持ちを持って「スター・ウォーズ」の現場に戻ってきてくれました。その気持ちはこちらから見ているだけでも本当に素晴らしいものでした。

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皆さんにとっての「スター・ウォーズ」の魅力をぜひ教えてください。

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>Vol.511-2『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ジャパン・プレミア


■Information

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』2015年12月18日(金)18:30全国一斉公開

『ジェダイの帰還』から約30年後を舞台に、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。
砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイの運命は“ある出会い”によって一変することに…。
旧シリーズの不朽のキャラクターたちに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8、ストームトルーパーの脱走兵フィンなどが登場。世界中が注目する悪役は十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン。

監督:J・J・エイブラムス
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

http://starwars.disney.co.jp/movie/force.html

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