Vol.574 女優 マイカ・モンロー(『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』)

OKWAVE Stars Vol.574はローランド・エメリッヒ監督の最新作『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016年7月9日公開)に出演のマイカ・モンローさんへのインタビューをお送りします。

Q 前作から20年の時を経た大作であるこの『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』に出演が決まった時はどんな気持ちでしたか。

A『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』マイカ・モンローこれだけの大作ですので出演できることはもちろん嬉しかったです。ただ、これだけ影響力のある作品ですのでプレッシャーで怖くもなりましたし、ナーバスにもなりました。でもやはりすごく嬉しかったです。

Q 演じたパトリシアは強い意思を持つ女性でしたが、役柄に共感するところはありましたか。

Aマイカ・モンローありました。私はカイトボーディングも続けていますが、あの競技をするには相当な勇気と訓練が必要なんです。それを続けてきたので、今回のパトリシアには私自身を見つけることができました。

Q SF作品としての役作りについてはいかがでしたか。

A『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』マイカ・モンロー人によっては持ち込める世界観が異なるとは思います。私は今回新しいキャラクターを演じるのでなるべく新しいアイディアを持ち込みたいと思いました。エメリッヒ監督がそういうアイディアを歓迎して受け入れてくださる方だったことも大きいです。ですので、いろんなことを想像して加えていきました。

Q 撮影に関して一番楽しかったことと一番大変だったことは何でしょう。

Aマイカ・モンロー撮影は楽しいことばかりでした。なぜなら現場は女王様気取りだったり態度の大きな人はひとりもいなくて、自分のベストを尽くして良い作品を作ろうという気持ちが感じられる人たちばかりでした。そういう仲間たちとの撮影の毎日でしたので本当に楽しかったです。大変だったのは、これまで出演した映画は今回よりも低予算だったこともあって、テイク数も1、2回で済んでいたのが、これだけの大作ですので、何度もテイクを重ねたことでした。何度も繰り返してベストを尽くしたので、18時間続けての撮影にもなることもあったので、正直大変でした。

Q 前作から引き続き出演のトーマス・ホイットモア元大統領役のビル・プルマンとの親娘役での共演はいかがでしたか。

Aマイカ・モンロービル・プルマンさんについては素晴らしいことばかりでした。彼が演じた元大統領役は難しかったと思います。前回の戦いのせいで20年近くにわたって“エイリアン後遺症”による精神障害で頭が混乱してしまっているのですから!娘としてはその面倒をずっと看ていたことになるので、微妙な関係であることも事実ですよね。そういう役の関係はともかく、ビルさんは素晴らしすぎて、褒める言葉しか出てこないです(笑)。

Q では、リアム・ヘムズワースら、同世代のキャストの様子はいかがでしたか。

Aマイカ・モンロー今回から参加した“新人類”の私たちはみんな前作を観て育ったので、いわば伝説のような前作のキャストの皆さんとの共演に「今日はジェフ・ゴールドブラムさんがいる!」みたいな反応で、ちょっとミーハーな感じで興奮気味な毎日でした。

Q ローランド・エメリッヒ監督の演出についてお聞かせください。

Aマイカ・モンロー午前中は監督と脚本家とキャストみんなで読み合わせをしますが、それだけではなく必ず意見交換もしました。オリジナル作品ですのでどんどん変化していきますし、それに合わせてセリフもこういう言い方がいいんじゃないかとアイディアを出し合ったので必ず変更が入りました。そうやってみんなでキャラクターや作品を作り上げていく過程があったので、監督とも毎日よい話し合いができました。

Q SF大作ならではの撮影のテクノロジー面での発見はありましたか。

Aマイカ・モンローグリーンバックの前で演じた後に、合成された映像をすぐ見ることができたので「こんなエイリアンに襲われていたのね!」とよく驚いていました。以前はすぐには合成された映像を見ることができなかったのが、そうやって見ることができたので、自分がどう演技をすればよいのか考える上でもすごく役立ちました。

Q 今回の出演を通じて女優として一番成長できたと思うところはいかがでしょう。

A『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』マイカ・モンロー撮影は長い時間がかかってハードでしたが、ジェフ・ゴールドブラムさんはみんなが疲れている時にも周りにとても優しくされていました。そういうところが大事なことだと思いました。私もこれから先、女優を続けていって、みんなが疲れているような時にはジェフさんのような優しさを持ち込みたいと思います。みんなが彼を敬っていたように、私もそういう存在になれたらいいなと思います。

Q では今後、どんな女優を目指していきたいですか。

Aマイカ・モンローこの作品の前に『イット・フォローズ』という作品に主演しました。ヒーローが出てくるような派手な映画ではなかったのに、多くの人から「非常に面白かった」「影響を受けた」と言っていただけました。それが自分の中に大きく残っています。映画というものは必ずしも大ヒットするものだけではなくて、ちゃんと見てくれる人が観てリスペクトしてくれますし、そういう作品に出続けたいですし、そういう女優になりたいと思います。

Q 宇宙人と戦う映画に出演して、地球の最期など想像したりはしませんでしたか。

A『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』マイカ・モンローそれは考えないようにしています(笑)。でも、この宇宙に人類だけだとは思ってはいないので宇宙人の存在は信じています。やはり宇宙に魅力も感じますのでいつか行きたいですね。

Q もし宇宙人が本当に攻めてきたら、キャストだったら誰が守ってくれると思いますか?

Aマイカ・モンロー大柄なのでジェフさん、と答えたいところですが多分違うだろうなと思います(笑)。

Q マイカ・モンローさんからOKWAVEユーザーにメッセージをお願いします。

Aマイカ・モンローこの映画は何かを必死になって考えるようなものではないですし、むしろ荒唐無稽な作品かもしれません。でも、すごく楽しいことは確かです。日頃の鬱憤を晴らす感じで映画館に観に来てほしいです。パトリシアとして演じるのに苦労したことで言えば、ビル・プルマンさん演じる父親との終盤のシーンはすごく良いシーンになっていると思うので、ぜひ注目していただけたらと思います。

Qマイカ・モンローさんからOKWAVEユーザーに質問!

マイカ・モンロー皆さんはどんなジャンルの映画が好きですか。

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■Information

『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』

『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』2016年7月9日(土)TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー

人類がエイリアンとの壮絶な死闘に勝利を収めてから20年。30億人の尊い命を失った人類は、新たな襲来に備えるため、エイリアンの宇宙船の技術を基に地球防衛システムを構築した。
そして2016年7月。新たに地球にやってきたエイリアンは想像をはるかに超える進化と巨大化を遂げ、重力すらも自在に操りN.Y.、ロンドン、パリ、シンガポール、ドバイといった各国の主要都市を次々に壊滅させる。敵の猛攻撃にさらされ、防衛システムを無力化された人類は、瞬く間に滅亡の危機に瀕していくのだった……。

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジェフ・ゴールドブラム、リアム・ヘムズワース、マイカ・モンロー、ビル・プルマン
配給:20世紀フォックス映画

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/idr/
Facebook:https://www.facebook.com/IndependenceDayJP/
Twitter:https://twitter.com/IDRmovie

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■Profile

マイカ・モンロー

マイカ・モンロー(『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』)1993年、米国カリフォルニア州サンタバーバラ生まれ。
2009年からカイトボーディングのプロ選手として国際大会で活躍している。
女優としては『チェイス・ザ・ドリーム』(12・未)、『とらわれて夏』(13)で重要な役どころをつかみ、若手の有望株として注目を集める存在となった。2014年にはアダム・ウィンガード監督のバイオレンス・スリラー『ザ・ゲスト』(14)に出演するとともに、世界的に高い評価を得たデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の青春ホラー『イット・フォローズ』(14)の主演を務めてブレイク。クロエ・グレース・モレッツと共演したSF大作『フィフス・ウェイブ』(15)も記憶に新しく、今後も数多くの新作が控えている。