OKWAVE Stars Vol.603は自らを演じた映画『BOYS AND MEN ~One For All, All For One~』(2016年10月29日公開)について、BOYS AND MENの水野勝さんと小林豊さんへのインタビューをお送りします。
Q この映画についてどのような印象を持たれましたか。
A水野勝自分たちの話で映画ができるので、BOYS AND MENをいろんな人に知ってもらえる機会が増えてよかったと思いました。
小林豊ファーストインプレッションは自分自身を演じるのが楽しみでしたが、いざ台本を読むと、自分を客観視しなければならないから、新たに作り出す作品よりもちょっと難しいなと思いました。
Q 主役はBOYS AND MENでありつつも物語としてはフィクションの部分とノンフィクションの部分があるということで、実際にご自身を演じてみていかがでしたか。
A水野勝自分ではまず言わない台詞もあるので、それをいかに自分に引き寄せて自然に演じるかが難しいところでした。
小林豊演じていると何がなんだか分からなくなってくるんですよ。でも、6年間一緒にやってきた仲間と一緒だったからできた部分もありますね。
Q フィクションということでは、自分がこう見られているのか、という点での気づきは何かありましたか。
A小林豊これまでの6年間の僕らを愛情を持って見ていただいてるんだなという印象はありました。映画のフィクションの部分では、「こんな言葉は言ったこと無い!」というドキドキが結構ありました。勝が社長と衝突するシーンが出てきますけど、実際には僕たちは見たことがないですから。
水野勝社長と意見が食い違っても、あんなにキレないです(笑)
小林豊(爆笑)。本当に目の前でそんなことになったら慌てますよね(笑)。
Q 渡辺いっけいさんが社長役を演じられましたが、実際の社長も同じくらい熱い方なのでしょうか。
A水野勝・小林豊熱いですよ。
小林豊いっけいさんの方がよりダンディですね。
水野勝実際の社長はもうちょっと子どもっぽくて、でも熱い方です。いっけいさんの演じた立ち姿は社長にそっくりでした。
小林豊並んでいると社長が二人いる感じがするんですよ。「社長!」って声をかけたら本物の社長も振り返ってどうしようかなと思いました(笑)。
Q “ボイメンハウス”の共同生活、という設定は、過去似たようなシチュエーションがあったのでしょうか。
A小林豊過去にも共同生活はないので、ボイメンハウスはフィクションです。でも、もしボイメンハウスで過ごしているとしたら、雰囲気はそのままです。ずっとTVを見ているメンバーもいれば、座っているメンバーも寝転がっているメンバーもいます。監督からも、自分だったらどこにいると思うか聞かれて、それぞれ思い思いの場所にいたので、それぞれの性格や生活スタイルが出ていると思います。僕もずっとキッチンにいましたけど、もしボイメンハウスで生活するなら実際にそうなっていると思います。そして、平松、土田には洗い物をさせていると思います(笑)。
Q 自分を演じて一番面白かったところはいかがでしょう。
A水野勝不思議な感覚になったのがライブのシーンです。普通に歌っているだけではなく、物語の流れを考えながらだったので、歌いながら演技をしているのですが、ステージにいるのは自分だし、普段のライブとは違った感じでした。ライブのシーンでみんないい表情をしていたのも印象的です。
小林豊ヤンキー5が番組ロケであちこちに行くシーンは本当にありそうだと思いました。この映画がきっかけで実際にできたらいいなと思いました。とくに「ボイメン探検隊~!」と言って番組リポートに出かけるのをやってみたいなと思いました。
水野勝あれは普段通りでした。
小林豊映画の撮影ではなく実際にロケに行くつもりで演じていました。結構そのままだと思います。
Q 映画の中で皆さんのボイメンに対する思いをぶつけ合う場面もありましたが、自分の芝居や他のメンバーの台詞をどう感じましたか。
A小林豊本田が実家を継ぐとか、僕が東京に行くとか、田中がもっと芝居をやりたいとか、終盤にはボイメン解散か、という話にもなっていましたが、ボイメンは解散するつもりがないし、一生賭けてボイメンでいたいというメンバーばかりなので、こういう話がいつか出てくるのかなと思うこともなかったです。焦りもなく、絶対大丈夫と思いました。
水野勝実際にメンバー同士がぶつかりあう時は映画よりももっと激しいです。でも、それができるのは相手のことが分かってないとできないし、相手のためだと思っていないとできないです。どうでもいいと思っていたらできないので、そこはボイメンの風通しのいい部分だと思います。
Q この映画を通じてメンバーの新しい発見はありましたか。
A小林豊勝が勝自身を演じていたこともあって、やっぱりリーダーなんだなぁと思いました。
水野勝自分が自分を演じたことでの自分への発見の方が大きかったですね。普段から無意識にメンバーのことを考えていることを、映画での自分を通じて改めて気づかされました。
小林豊僕も映画の中では「天使です~」なんて言っているけど、心の中は真っ黒なんじゃないかと、ちょっと泣きそうになりました(笑)。
Q 水野勝さん、小林豊さんからOKWAVEユーザーにメッセージをお願いします。
A小林豊この映画は、“あきらめなければ、夢は必ず叶う”というBOYS AND MENのテーマがすごく詰まった作品になっています。僕たちの夢を応援してくれている人だけでなく、自分の夢を叶えたいという人の背中を押せる作品になっていると思います。映画を観てそのパワーを受け取ってもらえたらなと思います。
水野勝BOYS AND MENを知っている人はもちろん、知らない人にも観てもらえたらいいなと思います。この映画を通して僕たちが何を伝えたいのかがよく描かれていると思います。ぜひ僕らのことを知ってほしいです。
■Information
『BOYS AND MEN ~One For All, All For One~』
2016年10月29日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、ユナイテッド・シネマ豊洲、センチュリーシネマ、109シネマズ名古屋、中川コロナシネマワールド他にて全国公開
地元・名古屋を席捲し、その勢いは全国区となったBOYS AND MEN(通称:ボイメン)。
2016年1月6日、同2月3日と立て続けてリリースした「BOYMEN NINJA」、「Wanna be!」はともにオリコンデイリー&ウィークリー1位を獲得し、人気・実力ともに誰しもが認めるスーパーグループ。そんな彼らにも、今日に至るまでには数々の苦難があった。
芸能不毛の地、愛知・名古屋に咲いた奇跡の花!「名古屋で男性グループなんて無理!」目の前でチラシを捨てられ、笑われ揶揄され、悔し涙を流した若者たちが、自分の無力さと向き合い、努力を積み重ねて築いてきた5年間の絆!どんな時も仲間と支え合い、そして挫けそうな時、応援してくれた家族・スタッフ・愛知・名古屋の人々。結成から5年、愛知・名古屋を代表するエンターテイメント集団に成長したBOYS AND MENが、BOYS AND MENを演じ、リアルな若者たちの夢と苦悩と友情の青春ストーリーを、全国各地の若者や女性たちはもちろん夢を追いかける全ての人たちに発信していく!
水野勝 田中俊介 田村侑久 辻本達規 小林豊 本田剛文 勇翔 平松賢人 土田拓海 吉原雅斗
西丸優子 鈴木アメリ / 尾美としのり 石丸謙二郎 / いとうまい子 渡辺いっけい
企画・原案:谷口誠治
脚本:早野円・植田尚
監督:植田尚
主題歌:BOYS AND MEN「YAMATO☆Dancing」(ユニバーサル ミュージック)
配給:スターキャット
公式HP:bm-movie.com
©2016『BOYS AND MEN ~One For All, All For One~』製作委員会
■Profile
BOYS AND MEN
水野勝 11月22日生まれ、O型
小林豊 3月19日生まれ、B型
BOYS AND MENは2010年に結成された東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたユニット。
現在、東海地方を中心にTV、ラジオのレギュラーは10本以上と幅広く活躍中。歌・ダンス・芝居だけでなくミュージカルなどもこなすエンターテイメント集団。
2015年2月28日に愛知県・日本ガイシホールで一万人ライブを敢行。
同5月よりメンバー総出演の映画『サムライ・ロック』が全国公開。2016年1月6日リリース「BOYMEN NINJA」、2月3日リリース「Wanna be!」ではオリコンデイリーチャート、ウィークリーチャート共に初登場1位獲得。6月1日にアルバム『Cheer up!』、8月24日に本作主題歌でもあるシングル「YAMATO☆Dancing」をリリース。
また、12月14日には「YAMATO☆Dancing」を含むオリジナル曲満載のニューアルバムがリリースされる。
東海エリアを代表する男性グループとして話題となっている。