Vol.638 俳優 前嶋曜(「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン2インタビュー)

OKWAVE Stars Vol.638はAmazonプライム・ビデオにて配信される「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン2主演の前嶋曜さんへのインタビューをお送りします。

Q 本作の主演に決まった経緯をお聞かせください。

A前嶋曜僕が所属しているジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ、チームシニアの中から何名かが選抜されて、僕もその一人としてオーディションに行きました。周りはみんな演技の経験のある方ばかりで、演技未経験は僕らだけでした。この話を持ってきてくれたスタッフの方から「確率は低いけど、これも経験だから」と言われたこともあり、全力で演技をしました。僕だけがその審査に受かって、次の審査に進みました。その時点ではまだどんな役のオーディションなのかは知らされていませんでした。その後、最終審査では監督もいらっしゃる中で芝居をしました。すごく緊張しましたし、監督はサングラス姿でタバコを吸っていたのですごく怖かったです(笑)。最終審査では緊張して上手くできなかったなと思っていましたが、すぐに「受かったから」と連絡が来たので、信じられないくらい嬉しかったです。

Q 選ばれた理由は何だったと思いますか。

A前嶋曜主役の千翼(ちひろ)に雰囲気が似ていたからだと思います。僕自身、千翼に似ている部分があると感じていたので、オーディションの時から演技はやりやすかったです。

Q 千翼の役づくりをどのように進めましたか。

A前嶋曜千翼は心に闇を抱えていて、すごく陰な性格です。僕にもそういうところがあるので、自分の似たところを活かそうと思いました。喋るトーンも1トーン下げてみたり、表情も目だけ動かすとか、陰の部分をそうやって表現しました。それと、役に近づくために引きこもってもみました(笑)。

Q 監督とはどんな話をしましたか。

A前嶋曜台本から千翼は心に闇を抱えていると感じましたが、監督と話した時にそれをもっと掘り下げろと言われました。千翼は悩んでいるから、僕も演技初経験なので、どうすれば台本に書かれているような表情ができるかとか、千翼と同じように悩みましたし、ずっと考えていました。

Q 初めて現場に入った時の気持ちはいかがでしたか。

A前嶋曜第1話の後半に出てくる結婚式場のシーンが初ロケでした。場所そのものも普段から行くようなところではないので撮影現場というものに驚きました。スタッフさんもたくさんいて、「こんな中で演技できるのかな」と思いました。だからすごく緊張もしました。スタッフさんが機材や小道具などを運び込んでいて、僕はその様子をずっと見ていたのですが、機材が僕に当たってしまったんです。僕は気にしていなかったのですが、遠くから助監督が「役者に当たってるぞ!」とスタッフさんに注意をしていて、それで僕は「そうだ、僕は役者なんだ」と、あらためて自覚しました。それがすごく印象に残っています。

Q ストーリーの見どころなど、お聞かせください。

A前嶋曜シーズン1で描かれたトラロック事件から5年後の物語です。ほとんどのアマゾンが駆除されて、生き残りのアマゾンも少年たちの狩りの遊びにされていて、終息するのかと思いきや、人間がアマゾンになってしまうという事態が一変するところからシーズン2は物語が進んでいきます。

Q 撮影中の印象的なエピソードをお聞かせください。

A前嶋曜僕が演じて大変だったのは、第3話、4話でのイユとのシーンです。この時の千翼は普段の寡黙な千翼とは全然別人のようになるんです。イユの前では子どものようで。イユを楽しませるために必死な千翼を演じるのは大変でした。必死な千翼はあまりに子どもっぽすぎて、演じる僕はプライドが捨てきれませんでした。なかなかうまくできなくて、時間もすごくかかってしまって、監督には「前代未聞だ」と怒られてしまいました。でも、見どころの一つです。

Q 共演者の方々とは現場でどんな話をされましたか。

A前嶋曜駆除班の方々がすごく面白かったです。みんな仲が良くて会話を聞いてるだけで面白かったです。でも僕は演技のことで精一杯で、芝居に集中した方が良いと思って会話に加わらなかった日もあります。チームキスのみんなは同年代だったのですごく接しやすくて、いろいろアドバイスももらえたので、共演して楽しかったです。

Q 前嶋曜さんからOKWAVEユーザーにメッセージをお願いします。

A前嶋曜「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン2は、作品全体としては人間ドラマです。きれいなところもあれば醜いところもあります。そんな人間関係やリアルな人間の描写を観てほしいです。個人的には、千翼のイユに対する想い、あどけない感じに注目していただけたらと思います。

Q 本作が演技初挑戦とのことで、今後の抱負をお聞かせください。

A前嶋曜僕はグループの活動もありますが、これから俳優としてもっと演技をしていきたいです。引き出しの多い俳優になりたいです。

Q前嶋曜さんからOKWAVEユーザーに質問!

前嶋曜千翼のイユに対する気持ちを皆さんはどう受け止めたでしょうか。
初恋のような感情だと思いますが、皆さんの初恋にまつわるエピソードもお聞かせください。

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■Information

Amazonプライム・ビデオ配信「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン2

2017年4月7日(金)配信開始

かつて起こった、アマゾン実験体の大量流出事件。生き残りのほとんどが駆逐され、事態は終息に向かい、アマゾン狩りは、血気盛んな少年たちにとってかっこうの遊びとなっているほどだった。しかし、自体は収束するどころか、全く新しい局面を迎えていた。普通の人間たちが何の前触れもなくアマゾン化する現象が拡大。予想もされていなかった事態に、政府は新組織4Cを結成、アマゾン化した人間たちを秘密裏に暗殺し、真相を隠蔽しようと奮闘していた。
強い食人衝動に苛まれ、他人から距離を置きつつ、アマゾンを憎み続けてきた「アマゾンに育てられた少年」千翼/仮面ライダーアマゾンネオと、千翼の前に現れた少女イユ。イユはカラスアマゾンに変身し、凄まじい戦闘力で敵アマゾンを倒す。少女イユをひと目見て衝撃を受ける千翼。彼が「食べたい」と思わなかった初めての人間だったから。その彼にとって、イユは初めて近づきたいと思える相手だった。しかし、千翼はまだ知らない。イユが、アマゾン化した父親に殺され、シグマタイプとして甦らせられた生体兵器であることを。

キャスト:前嶋曜 白本彩奈 藤田富 谷口賢志 武田玲奈 東亜優
三浦孝太 籾木芳仁 赤楚衛二 俊藤光利 小松利昌 神尾佑

原作:石ノ森章太郎
脚本:小林靖子
監督:石田秀範・田﨑竜太
アクション監督:田渕景也(Gocoo)
音楽:蓜島邦明

http://amazons.jp/

©2017「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 ©石森プロ・東映


■Profile

前嶋曜

1997年4月21日生まれ、山梨県出身、O型。
ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ(通称、JBアナザーズ)チームシニア所属。
JBアナザーズは2014年、2015年、2016年に行われたJUNON SUPERBOYS CONTESTに参加したメンバーから選抜された32名からなるボーカル&ダンスユニット。チームシニアとチームユースがCDデビューを目指し、さまざまなバトルを展開中。
現在はテレビ朝日CS1やTOKYO FMにて冠番組を持ち、また毎週水曜日はJOL原宿、金曜日は渋谷丸井にて定期ライブを行っている。
5月25日にはZepp東京で1stツアーFinalライブを行なう。

http://fan.pia.jp/jb-anothers/profile/maejima