Vol.741 俳優 桐山漣(映画『曇天に笑う』)

桐山漣(映画『曇天に笑う』)

OKWAVE Stars Vol.741は映画『曇天に笑う』(2018年3月21日公開)に出演の桐山漣さんへのインタビューをお送りします。

Q 本作の印象はいかがですか。

A桐山漣オファーをいただいて原作を読ませていただいて、すごく引き込まれました。金城白子は物語の鍵を握る役だったので、自分にとって大きな存在になると思いました。

Q 明治維新直後くらいの時代背景に興味はありましたか。

A映画『曇天に笑う』桐山漣この映画のように和と洋が入り混じっている時代は結構好きです。僕はどちらかと言えば洋の方が好きですが、こうして両方が混在しているのを見ると和もなかなかいいなと思います。
僕らの衣装もカラフルで、作り手皆さんの思い入れが細部まで表現されています。例えば、風魔の衣装は首元が蛇柄になっていますし、小刀や腰に巻いているものなども原作を細かく再現しています。狐のお面も作り手の情熱が込められていますので、そんなこだわりを感じながら現場に立たせていただきました。

Q 共演者についてはいかがでしたか。

A桐山漣現場は男だらけだったので、変に気を使わなくていい楽しい現場でした。(福士)蒼汰と絡むことが多かったので、段取りをした後に、蒼汰がやりづらそうにしている時は僕から歩み寄って話すことはありました。でも、芝居を合わせることでとくに困ることはなかったです。

Q 終盤には立ち回りがあります。

A桐山漣時間が許す限りはアクション練習をしたかったので、実際には1ヶ月ほどでしたが、集中して取り組みました。

Q 本広克行監督の演出についてはいかがでしたか。

A桐山漣かなり緻密に段取りをしていました。監督のこだわりのシーンもありましたが、どちらかというと頼りにされているのかなと感じることが多かったです。ですので、僕も監督を信頼して芝居ができました。

Q 白子はまさに物語の鍵を握る役でしたね。

A桐山漣観ている方にとって、白子が考えていることがあからさまに分かってしまっても、分からなすぎてもいけないです。とくに天火たちの前で白子の本当の姿をどこまで見せるかにはこだわりましたし、監督ともよく話し合いました。かなり繊細に芝居を作らせていただけたかなと思います。

Q 本作の出演を経て何か新しい気づきなどはありましたか。

A桐山漣改めて白子という役が好きだと思いました。物語の鍵を握る役を演じられたのは僕にとって大きなことでしたのでこの出会いに感謝しています。それを裏切らないようにしたいと思いながら演じることができました。

Q 桐山漣さんからOKWAVEユーザーにメッセージ!

A桐山漣(映画『曇天に笑う』)桐山漣この時代を生きる天火や白子たちの友情や家族愛はもちろんですが、僕は白子を演じていて、タイトルにもある「笑う」という部分に感じることが多かったです。「笑え。運命なんて、バカ野郎だ」というこの映画のキャッチコピーにもあるように、どんなに辛いことや苦しいことがあっても笑っていろ、という教えを天火は弟たちにします。そんな彼らと白子は同じ時間を過ごしてきたので、白子にとっても「笑う」ということは大きな意味を持っています。ぜひ、この「笑う」という部分のメッセージ性を感じてほしいです。
ポジティブな発言をしている人にはいいことが降りてくるし、ネガティブな発言をしている人にはそれ以上のことは降りてこないと僕は思っています。天火の「笑え」という生き様は格好いいですし、僕もいい言葉だと思っています。観ている人が天火の生き様に影響されてほしいですし、ネガティブなことがあっても、笑っていられるようになればいいなと思います。

Q桐山漣さんからOKWAVEユーザーに質問!

桐山漣車の運転中にスマートフォンを使うのは今では道路交通法違反になりますが、それはいつから始まったことでしょうか。

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■Information

『曇天に笑う』

映画『曇天に笑う』2018年3月21日(水・祝)全国ロードショー

明治維新後の滋賀県・琵琶湖畔。代々その土地を守る曇神社を継ぐ曇家の長男・天火は、武芸に秀で豪快で明るく、村人にも愛されるカリスマ兄貴であった。次男の空丸、三男の宙太郎と共に、皆が笑って過ごせることを願い、町を守っていた。300年に一度曇天が続くとき、この国に災いをもたらす巨大な力を持つオロチ(大蛇)が復活すると言われ、世の中が乱れ始めた時、三兄弟は平和を守るために立ち上がる。一方、明治政府の精鋭部隊・犲(やまいぬ)のリーダー・安倍蒼世ら隊員たちや、曇家に居候する天火の親友・金城白子らも、人に宿って甦るというオロチを見つけ出し、封印しようとしていた。しかし、オロチの力を手に入れ政府転覆を企てる最強の忍者集団・風魔一族が、曇三兄弟の前に立ちはだかる。
オロチは誰の元に現れるのか?天火はこの国を、皆の笑顔を守ることができるのか?!

出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太/東山紀之

原作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝
監督:本広克行
主題歌:「陽炎」サカナクション(NF Records/ビクターエンタテインメント)

donten-movie.jp

©2018映画「曇天に笑う」製作委員会 ©唐々煙/マッグガーデン


■Profile

桐山漣

桐山漣(映画『曇天に笑う』)1985年2月2日生まれ、神奈川県出身。
09年に「仮面ライダーW」でTVドラマ初主演。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉編]』(12/金子文紀監督)、『群青色の、とおり道』(主演、15/佐々部清監督)、『呪怨 -ザ・ファイナル-』(15/落合正幸監督)、『カノン』(16/雑賀俊朗監督)、『新宿スワンⅡ』(17/園子温監督)などに出演。現在TVドラマ「ドルメンX」(NTV)出演中。アガサ・クリスティ2夜連続ドラマスペシャル第一夜「パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~」(EX/3月24日)、「デイジー・ラック」(NHK/4月20日~)に出演予定。映画『海の底からモナムール』(主演、ロナン・ジレ監督)が公開待機中。

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