Vol.750 俳優 テイラー・ラッセル、ミナ・サンドウォール、マックスウェル・ジェンキンス(Netflixオリジナルシリーズ「ロスト・イン・スペース」)

テイラー・ラッセル、ミナ・サンドウォール、マックスウェル・ジェンキンス(Netflix「ロスト・イン・スペース」)

OKWAVE Stars Vol.750はNetflixオリジナルシリーズ「ロスト・イン・スペース」(2018年4月13日配信開始)にロビンソン一家の子ども役で出演のテイラー・ラッセルさん、ミナ・サンドウォールさん、マックスウェル・ジェンキンスさんへのインタビューをお送りします。

Q 本作への出演が決まった時はどう感じましたか。

ANetflix「ロスト・イン・スペース」ミナ・サンドウォール死にそうになりました(笑)!実は2回目のオーディションでセリフを間違えて、スタッフに「これでやってください」とセリフが書かれた紙を渡されたくらいだったので、ダメだと思っていたんです。だから受かった時は嬉しかったです。

テイラー・ラッセル連絡を受けたのはオーディションを受けて、バンクーバーの家に帰ってからです。自分としてはうまくいかなかったので落ち込んでいました。母とNetflixの「コスモス: 時空と宇宙」を見ながら、スイートポテトを作っていました。話がそれますけど、私は日本のスイートポテトが大好きなんです(笑)。それで、作っている時に電話がかかってきて合格を告げられました。自分の人生を左右するような大きな出来事が起きたと思って、気づいたら10分くらい泣いていました。その後、スイートポテトを作る作業に戻りました。何か起きた時にはそっと日常に戻るものなんだと気づきました(笑)。

マックスウェル・ジェンキンス僕は家族とサーカスをやっています。そのサーカスの仕事でトロントにいた時にウィル役に決まったという連絡を受けてとても嬉しかったです。オーディションに参加する経緯がちょっと面白かったのでその話をすると、ある日学校から帰ってきたら机の上に台本が置いてあったんです。母に「これは何?」と聞いたら、「「ロスト・イン・スペース」という企画よ。パパが子どもの頃に大好きだったドラマなのよ。でも、家から遠い所で撮影するからやめておきましょうね」って言うんです。だから「待って、待って!」と止めました。ウィルはとても興味深いキャラクターだし、僕はもっと小さな頃からトレッキー(「スタートレック」の熱心なファンのこと)で、動くロボットを作ったりもしていたので、ウィルになれたら最高だと思ったんです。それで受かったので、まさに人生が変わったと思いました。それまでは公立校に通う単なるトレッキーだったのに!

テイラー・ラッセルでも今も公立校に通ってるでしょう。ちょっとはクールになったかな。あなたがクラスメートだったら面白いでしょうね(笑)。

Q 姉弟役ということで、関係性をどう作っていきましたか。

ANetflix「ロスト・イン・スペース」ミナ・サンドウォール撮影前に一緒に夕食に行ったりもして2人とは仲良くなりました。最初の撮影はエピソード1の宇宙船が衝突するシーンでした。その撮影は長かったし、複雑でした。

テイラー・ラッセル20テイクくらい撮ったんです。宇宙船のコックピットが揺れて、照明がチカチカするセットだったし、着ていた宇宙服も重いので大変でした。

ミナ・サンドウォールそうやって始まった撮影だったので、すぐに家族の絆を作ることができました。それにみんな人としても素敵なのですぐに大好きになりました。

マックスウェル・ジェンキンス2人とは最初に会ったときからすごくいい友だちになりました。撮影期間中はミナと同じ学校に通っていたのでそこでも仲良くなれました。出演者がすごくたくさんいる作品ではないので現場はすごく親密で、それもあって家族の絆ができていったと思います。

Q 両親役のトビー・スティーブンスさんとモリー・パーカーさんの印象はいかがでしたか。

ANetflix「ロスト・イン・スペース」テイラー・ラッセルとってもいい人たちです!

ミナ・サンドウォールモリーさんは現場でも母親のようでした。疲れていてハグしてほしいなと思う時や、ふざけていてイラッとさせてしまうような時もお母さんのように振る舞っていました。トビーさんは地に足がついていて、一緒にいて楽しいし、役者としても素晴らしいです。トビーさんとの共演シーンで、ある生き物に襲われるシーンは難しいシーンだったので、テイクの合間も気持ちを切らしてはいけない、と思っていたのにトビーさんを見たら夕食を食べていて、「タコス食べないの?」なんて声をかけてくれて逆に緊張をほぐしてくれました。彼の作る空気感がみんなを元気にさせてくれる、そんな存在でした。

マックスウェル・ジェンキンス僕は家族と一緒にシカゴでチャリティーのためのサーカスの仕事をしているので、家族役を演じること自体はそんなに難しいことではなかったです。でも2人からはいろんなことを学びました。それと2人の子どもとも僕は年齢が近いので仲良くなりました。モリーの子どもとは一緒にディズニーランドに遊びに行きました。トビーの子どもはイギリスにいるのでFacetimeの画面越しでよく話していました。2人ともNetflixの「ヒックとドラゴン: 新たな世界へ!」が好きという共通点もありました。だから、僕らは巨大な家族のようでした。

テイラー・ラッセル2人ともキャリアも素晴らしいですし洗練されて聡明な役者です。しかも人としても素晴らしくて仲良くなれて嬉しかったです。普通に振る舞っているんだけど、それを見ているだけで自然と現場でどうしていたらいいのか学べたので、私たち3人とも2人のことが大好きです。

Q 惑星の映像も素晴らしいですが、そのことでの撮影エピソードをお聞かせください。

ANetflix「ロスト・イン・スペース」ミナ・サンドウォール最後の方のエピソードでのテイラーとの共演シーンが印象深いです。いろんな事が起きているのを私たちが見ている、というシーンでしたが、撮影の時はグリーンバックで撮っていたので何が起きているのか分からなかったです。グリーンバックが多くて現実的にはなかなか世界観を感じられずに撮影していたので、私の中ではそのシーンがとくにとても印象的でした。

マックスウェル・ジェンキンス予告編の最後の方でウィルが宇宙空間に飛んでいってしまうようなカットが出てきます。撮影自体はグリーンバックでしかも身体にピタッとした緑色の服を着なければならなくて、その姿が全く似合っていなかったのでみんなに笑われてしまったのが思い出深いです。しかもロープで引っ張られての撮影だったので、完成した予告編を見てびっくりしました。VFXのスタッフの素晴らしい力で、衝撃的なシーンになっていて感動しました。
ロケではトビーと歩いた氷河は本物ですごかったです。標高の高いところまで車で移動して、さらにスノーモービルでロッジまで上がりました。一番上まで上がるのに90分かかるところで撮影をしました。その日は僕の誕生日の前日だったんです。だから1日早い誕生日プレゼントでスノーモービルのドライバーの後ろに座らせてもらって、勢いよく大ジャンプをしたり、直滑降をしたり、普段できない経験ができてすごく楽しかったです。

テイラー・ラッセルエピソード8でロビンソン一家がある場所に行きます。その撮影は昼の光が必要で朝から夕方までに撮らなければならなかったのでとにかく大変でみんなストレスを感じていました。とくに監督がすごく焦っていたのでいい映像が撮れていなかったのではと心配になりました。クランクアップ後に、その時に撮った映像の完成版を見せてもらったんです。それがすごく美しくて、使われている音楽も素晴らしかったので感動しました。現場のストレスが高いと良い映像が撮れていないんじゃないかという不安が大きくなります。でも実際には素晴らしい映像だったので、現場の感覚とはまた違うのだと勉強にもなりました。

QOKWAVEユーザーに質問!

マックスウェル・ジェンキンスあなたの家族の絆はロビンソン一家のように強いですか。

テイラー・ラッセル宇宙のどこにでも旅行できるとしたら、どんな星に行きたいですか。

ミナ・サンドウォール宇宙旅行にフィクションのキャラクターを連れていけるとしたら、誰を連れていきますか。

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■Information

Netflixオリジナルシリーズ「ロスト・イン・スペース」

Netflix「ロスト・イン・スペース」2018年4月13日(金)全世界配信開始

「ロスト・イン・スペース」は、SFアドベンチャーを壮大なスケールで新たに映像化したドラマシリーズです。舞台は、宇宙への入植が現実のものとなった30年後の未来。よりよい世界での新しい生活を求めて旅立つロビンソン一家のアドベンチャーを描きます。ところが、多くの移住者と共に新天地へと向かう途中、宇宙船が突然軌道から外れるという事態が発生。一家は、本来の目的地からはるか遠く離れた見知らぬ危険な場所で、力を合わせて生きていくことを余儀なくされます。

◆Netflix について
世界最大級のオンラインエンターテインメントサービス。190以上の国で1億1,700万人超のメンバーに利用されています。オリジナルコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画など、1日1億4,000万時間を超える映画やドラマを配信しています。メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけオンライン視聴できます。コマーシャルや契約期間の拘束は一切なく、思いのままに再生、一時停止、再開することができます。

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■Profile
テイラー・ラッセル、ミナ・サンドウォール、マックスウェル・ジェンキンス(Netflix「ロスト・イン・スペース」)

テイラー・ラッセル

バンクーバー生まれ。
幼い頃からパフォーミングアーツに夢中で、高校卒業後は演技の道へと進み、1年目から映画とTVの世界で複数の役を獲得することに成功した。最新作は、アナソフィア・ロブ、ユマ・サーマンと共演した長編映画『Down a Dark Hall(原題)』。TV 作品は、エミー賞にノミネートされ、放送映画批評家協会賞を受賞したシリーズ「フォーリング スカイズ」、カナディアン・スクリーン・アワードにノミネートされたシリーズ「未開の帝国: 立ち上がる女性達」などに出演している。

ミナ・サンドウォール

ニューヨーク市で生まれ育つ。スウェーデン人とイタリアン人の両親を持ち、幼少期にヨーロッパで暮らした経験があり、スペイン語、フランス語、スウェーデン語に堪能。生後8ヵ月で、誘拐された赤ちゃん役で女優デビュー。直近の出演作には、「LAW&ORDER: 性犯罪特捜班」へのゲスト出演や、エレン・ペイジ、スティーヴ・カレルと共演した『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』、ジュリアン・ムーア、イーサン・ホークと共演した『マギーズ・ プラン 幸せのあとしまつ』などがある。

マックスウェル・ジェンキンス

シカゴで生まれ育ったマックスウェル・ジェンキンスは、繊細さと思慮深さを併せ持つ多才な11才。この若さですでにTV界と映画界に影響を与えている。人前で初めてパフォーマンスを披露したのは、わずか3才のとき。父親が主宰するサーカス劇団ミッドナイト・サーカスで、父親の手の上で逆立ちをした。ステージ上での天性の存在感は、カメラを通しても健在で、深みのある繊細さを自らの役柄にもたらしている。マックスウェルは8才のときに、ABCのドラマ「裏切りの二重奏」のシリーズレギュラーとして俳優デビュー。その後もNetflix オリジナルシリーズ「Sense8 センス8」、NBCの「シカゴ・ファイア」に続投キャラクターとして出演したほか、「NCIS: ニューオーリンズ」にもゲスト出演。映画作品では、2016 年のトロント国際映画祭でプレミア上映されたジェラルド・バトラー主演作『ファミリー・マン ある父の決断』や、アキヴァ・シェイファーとヨーマ・タコンヌ共同監督の『俺たちポップスター』に出演している。