OKWAVE Stars Vol.790は映画『single mom 優しい家族。 a sweet family』にて映画初出演の長谷川葉音さんへのインタビューをお送りします。
Q 『single mom 優しい家族。 a sweet family』出演のきっかけをお聞かせください。
A長谷川葉音私が3歳の時からお母さんはシングルマザーです。だから台本を読ませていただいた時、すごく共感できました。エミリーの気持ちがすごくわかって、自分が体験してきたことと似ている気がしました。だからエミリーを演じたいと強く思いました。それで、オーディションを受けて、監督ともたくさんお話させていただいて、選んでいただきました。でも演技は初めてだったので、最初は自分にできるか不安もありました。
Q 初出演ということでどのように演技の準備をしましたか。
A長谷川葉音エミリーの気持ちを作るのが難しかったので、監督とお話をして、そのシーンではどんな感情なのかを教えていただきました。
Q エミリーのキャラクターをどう受け止めましたか。
A長谷川葉音私が今まで生活してきた中で経験してきたことはエミリーと似ています。エミリーのお父さんがいないことでの不安な気持ちや、お父さんが欲しいという気持ちはわかると思いました。
Q お母さん役の内山理名さんとのお芝居はいかがでしたか。
A長谷川葉音内山さんは何でもお芝居できるので、自分が足を引っ張ったらどうしようという不安が最初はありました。内山さんには撮影前の練習の時からいろいろ教えていただいて、あらためてすごさも感じました。
この映画では、シングルマザーとその娘という二人しかいないので、絶対に距離感は近いはずだと思いました。だから、内山さんとのお芝居ではなるべく距離感を近づけるようにしました。
Q ミニカー職人役の木村祐一さんとのシーンはいかがでしたか。
A長谷川葉音木村さんも演技がとても上手で、圧倒されながらも自分もがんばらなければと思いました。木村さんの演じる大西さんの工房は最初は暗い雰囲気なので、それに合わせるのは難しかったですが、がんばりました。
Q ニセコでのロケはいかがでしたか。
A長谷川葉音北海道自体が初めてでした。私の出身の埼玉よりも自然が豊かですし、普段こんなに近くに緑がある中で暮らしている皆さんは気持ちいいだろうなと思いました。
Q 印象的だったエピソードはありますか。
A長谷川葉音内山さんが演じるお母さんとケンカしてしまうシーンが難しかったです。撮影にも時間がかかってしまいました。練習の時からうまくいかなかったんです。普段、自分がしていることをすればよいのに、やはり撮影となると普段どおりにはいかないなと思いました。「普段どおりでいいよ」と監督や内山さんから励まされていたので、その言葉にはずいぶん助けられました。
Q この映画への出演を経て気づきなどはありましたか。
A長谷川葉音自分が演技自体初めてでしたし、やはり演技は難しいものだとあらためて思いました。それと他のシングルマザーの家庭のこともわかったような気がしました。シングルマザーのことをもっと知ってもらって、課題が解決するといいなと思いました。
Q ご自分の目線での見どころをお聞かせください。
A長谷川葉音シングルマザーではない家庭の方には、シングルマザーの家庭のことをわからないと思いますので、ぜひそういう方に観てほしいです。もちろん、シングルマザーの家庭の方にも、他の家庭はどうなんだろうという気持ちで観てほしいです。
Q ご自身の今後の抱負についてお聞かせください。
A長谷川葉音この映画の撮影は昨年でしたので、その時の自分よりもレベルアップしていけたらと思っています。
Q 長谷川葉音さんからOKWAVEユーザーにメッセージ!
A長谷川葉音この映画は自分ではない他の家族の人生が描かれていますので、一人でも多くの方に観てほしいです。観ていただけたら、わかってもらえることがたくさんあると思います。
Q長谷川葉音さんからOKWAVEユーザーに質問!
名前今年は平成最後の年ですが、皆さんは何をしておきたいですか。回答する
■Information
『single mom 優しい家族。 a sweet family』
2018年10月6日ヒューマントラストシネマ有楽町にて公開ほか全国順次
北海道のニセコに住むシングルマザー・空愛実(そらまなみ)は、愛娘のエミリーと二人暮らし。仕事が決まらず、貯金を切り崩し、惨めな生活を送っていた。
そんな愛実の母である実幸もまたシングルマザーだった。母とは衝突が絶えず、母からの暴力もあり、愛実は中学生のとき児童相談所に保護され、3年間母と引き離されて暮らしていた。
愛実もまた、時に自分の母親が自分にしたように娘を我を忘れて怒鳴り散らしてしまう。押しつぶされそうな不安を抱えながら生きる愛実。
最後の頼みの綱で勇気を振り絞って役所に相談に行った愛実は、町役場の職員で同じくシングルマザーの犬塚優子に出会う。時を同じくしてエミリーもまた、人との関わりを拒んで生きてきた孤独なミニカー職人の大西鉄二に出会う。
様々な人との出会いが、愛実を少しずつ変えてゆく。
そして、あることがキッカケにすっかり忘れていた母との思い出が蘇り、愛実は初めて母の想いを知ることになる……。
出演:内山理名 阿部祐二 石野真子 木村祐一
監督・脚本:松本和巳
公式HP: http://www.singlemom.click/
©single mom優しい家族。製作委員会
初日舞台挨拶決定!
10月6日(土) 12:10〜上映の回の上映後に舞台挨拶が決定しました。
登壇者:内山理名、長谷川葉音、阿部祐二、石野真子、木村祐一、松本和巳監督(予定)
場所:ヒューマントラストシネマ有楽町(千代田区有楽町 2-7-1 有楽町イトシア・イトシアプラザ 4F)
https://ttcg.jp/human_yurakucho/access/
チケット購入は、10月3日(水)0:00より、https://ttcg.jp/human_yurakucho/ 「上映スケジュール」の該当回の「購入◯」部分をクリック。10月3日(水)よりヒューマントラストシネマ有楽町の4F劇場受付でも購入可能。
■Profile
長谷川葉音
2005年7月20日生まれ、埼玉県出身、AB型。
本作にて映画初出演。また、鉄道アイドルユニット「ステーション♪」見習い乗務員として活動中。