Vol.849 女優 優希美青(映画『うちの執事が言うことには』)

優希美青(映画『うちの執事が言うことには』)

OKWAVE Stars Vol.849は映画『うちの執事が言うことには』(5月17日公開)に出演の優希美青さんへのインタビューをお送りします。

Q 台本の印象などお聞かせください。

A優希美青物語はミステリーの要素がありますが、分かりやすく話は進んでいきます。私の役は原作にない役なので、物語にどう絡んでいくのだろうと思いながら読ませていただきました。楽しく読ませていただいて撮影が楽しみになりました。

Q 役柄をどう受け止めましたか。

A優希美青美優は思ったことを口に出してしまうので、隠し事はできない女の子です。でも、素直ですし、映画を観ている人たちの気持ちを代弁してくれる役です。

Q 美優の、花穎と衣更月に対して“観ている人の気持ちを代弁する”シーンは本作でとても大事な役どころだと思います。演じる時はどのように考えていましたか。

A優希美青(映画『うちの執事が言うことには』)優希美青美優が当主の花穎様と執事の衣更月それぞれに思っていることを伝えるシーンがあります。監督とも相談して、思っていることを素直に言うことを心がけました。
花穎様に伝える時は美優の気持ちが出過ぎてしまって、私自身の気持ちが昂ぶりすぎて泣きそうになってしまいました。実はそのシーンが私のクランクイン初日の撮影だったんです。この映画の中で一番気合いの入るシーンだと思っていたので、役をしっかり作るのに朝から悩んでいましたが、満足いくまで演じさせていただいたので、いいシーンにできたと思います。
一方の衣更月さんに伝えるシーンでは、「花穎様に理由や気持ちをちゃんと伝えればいいのに。自分で言わないなら私が言っちゃうぞ」と内心思いました。私自身、美優とそういうところは似ていると思いました(笑)。

Q 現場の雰囲気はいかがでしたか。

A優希美青永瀬廉さんと清原翔さんはすぐに打ち解けたそうで、私が参加した時にはもう現場は楽しそうな雰囲気ができあがっていました。後から来た私にも気遣って声をかけていただいたので、おふたりにはそういう余裕もあったのかなと思います。

Q 美優の家族役の共演者についてお聞かせください。

A優希美青(映画『うちの執事が言うことには』)優希美青体調を崩したお母さんの代わりにお屋敷に美優はやって来ます。お屋敷のルールを分かってはいるけれど、当主が同い年くらいで嬉しい、という気持ちが出てしまうのはかわいらしいなと思いながら演じました。
現場ではお母さん役の原日出子さんはいろいろお話して下さいました。お兄ちゃん役の神尾楓珠くんとは最初に仲良くなれたので、男性ばかりの現場にどう馴染んでいけばいいかとクランクイン前は考えていましたが、神尾くんのおかげですぐに溶け込むことができました。

Q 烏丸家のお屋敷は複数の場所で撮られたそうですね。

A優希美青お屋敷での撮影、ということ自体がこれまであまりありませんでした。撮影した場所はどこも広いなあという印象です。廊下を撮った場所は、赤いカーペットがおしゃれだと思いました。廊下と部屋の中を別々の所で撮っていますが、どこも全部立派だったので、どこが撮影現場なのか分からなくなることもありました(笑)。

Q 名門・烏丸家をはじめとする上流階級のご家庭が出てくる本作ですが、そんな方々について思うところはありますか。

A映画『うちの執事が言うことには』優希美青ハウスキーパーの立場で言えば、お盆にものを載せて運ぶ所作や、ドアをノックするスピード、お辞儀の角度も決まっています。それに気を張っていたら大変だろうなと思いました。事前に練習しましたが、歩き方ひとつとっても決まりがあって、やるべきことだけで頭がいっぱいになってしまいそうになりました。
一方で、お金持ちの人でも羨ましがったり妬んだりすることがあるんだと思いました。お金持ちの人は何でも手に入ってそれで満足していそうなイメージがありましたが、自分にない性格や能力を他人が持っていることを、羨ましがったり妬むので、同じ人間なんだと思いました。

Q 優希美青さんからOKWAVEユーザーにメッセージ!

A優希美青ミステリーでもあるけれど、男同士の絆や友情があって、女性から見ても熱くなれるし、楽しめると思います。花穎・衣更月ふたりの凸凹コンビのようなところや、とくに衣更月の不器用な性格は、見ていてかわいいらしいなと思いました。観終えて良い映画だったなと思える映画だと思います。

Q優希美青さんからOKWAVEユーザーに質問!

優希美青私は4月に20歳になりましたが、新しいチャレンジをしてみたいと思っています。皆さんは20歳になった時にどんなことにチャレンジしましたか。参考にしたいです。

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■Information

『うちの執事が言うことには』

映画『うちの執事が言うことには』2019年5月17日(金)全国ロードショー

永瀬 廉(King & Prince) 清原 翔 神宮寺勇太(King & Prince)
優希美青 神尾楓珠 前原 滉 田辺桃子 矢柴俊博 村上 淳
原 日出子 嶋田久作 吹越 満 奥田瑛二

原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
監督:久万真路
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
配給:東映

uchinoshitsuji.com

ⓒ2019「うちの執事が言うことには」製作委員会


■Profile

優希美青

優希美青(映画『うちの執事が言うことには』)1999年4月5日生まれ、福島県出身。
2012年、第37回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを受賞。13年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に出演し注目を集め、ドラマ、映画で活躍。『ちはやふる-結び-』(18/小泉徳宏監督)、『マーマレード・ボーイ』(18/廣木隆一監督)などの話題作に出演している。公開中の作品に『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』(19/小林聖太郎監督)、公開待機作に『GOZEN-純恋の剣』(19/石田秀範監督)がある。

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