Vol.936 本仮屋ユイカ、飯島寛騎(連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」について)

本仮屋ユイカ、飯島寛騎(「マイラブ・マイベイカー」)

OKWAVE Stars Vol.936は連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」主演の本仮屋ユイカさんと共演の飯島寛騎さんへのインタビューをお送りします。

Q 原作とドラマの脚本を読まれての感想をお聞かせください。

A連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」本仮屋ユイカ原作を読んだ時にはドキドキ、ワクワクしました。自分のことを学生の頃からずっと想い続けていてくれる人がいるなんて素敵だなって。この作品に関われて幸せでした。脚本を読むと、北くんはすごくツンツンな人物になっていて、それも魅力的で演じるのが楽しみでした。

飯島寛騎印象悪いですよね(笑)。

本仮屋ユイカでも飯島さんが演じると嫌なツンツンではなかったので、撮影現場では脚本を読んだ印象ともまた違いました。

飯島寛騎原作はとくに平和な世界観ですよね。ドラマではちょっと違うところもありますが、温かさは同じ様にあると思いました。原作の北はガタイの良い役柄だったので、キャラクターを寄せなければと、7キロくらい増やしました。

本仮屋ユイカ撮影の時そうだったのですね!7キロ増えてもスリムですね。

飯島寛騎でもやっぱり顔につきましたよ。悶絶しながらひたすら食べて体重を増やしました(笑)。

Q ベーカリーが舞台とのことで、パン作りの場面もありますが、演じてみていかがでしたか。

A連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」本仮屋ユイカ大学生の時に、パン作りが上手な友人のお母さんがいて、習ったことがあるんです。今回改めてやってみて、最初は難しかったです。俳優として模写は得意と自負していたのですが、先生の手の動きやタイミングを正確に真似ているのに、最初の頃は先生が作ったパンと私の作ったパンとでは形状が違うんです。でも後半は自分でも上手にできるようになりました。飯島さんは最初から上手でした。

飯島寛騎現場に入る前から何回も練習させていただいて、現場に入ってからも練習していました。

本仮屋ユイカ練習日が違ったので、飯島さんの噂を聞くんです。「飯島くんはうまいのにな」と言われることもあって。現場で見ていてもこねるのが上手でした。

Q 恋愛面では“四角関係”のドラマが展開しますが、その印象はいかがでしたか。

A本仮屋ユイカ私たちも先が分からないまま撮影に入っているんです。だから、新刊を待っている子どもみたいに新しい脚本が来るのを楽しみにしていました。続きを読むと、私たちも各キャラクターの恋の話で盛り上がっていました。それだけ盛り上がる脚本というのも素敵ですよね。「私ならこうしない」とか「こうなって良かった」というそれぞれの思いがあるのは恋愛ドラマならではです。私は自分の予想とだいぶ違う展開にびっくりしました。こういう人生の選択をするのかという驚きがありました。

飯島寛騎キャスト同士だけではなくプロデューサーとも物語の展開について話して盛り上がったり、男女で意見が違っていたり。脚本が届くと「北のあれはどうなの」と僕が言われてしまいました(笑)。そういう展開もありますが、北のキャラクターとしてはブレずに演じ切りました。

本仮屋ユイカドラマを観た方が「この人を応援していたけどこちらの方が良い」と揺れてほしいですし、「この展開どう思った?」と盛り上がってくれたらすごく嬉しいです。

Q キャラクターをどのように作り上げていきましたか。

A本仮屋ユイカ美々子と私とは似ているところが一つあります。美々子は小さな時からパン屋に憧れていて、実際にパン屋になって、その人生を歩んでいきます。私も小さな時から芸能界に憧れて、芸能界に入って、今もその仕事を続けています。そこがすごく彼女と似ているので、彼女にとってのパン作りと私が演じることをリンクすれば美々子はブレないだろうなと丁寧に作っていきました。美々子は天然だしホンワカしているところもありますが、パン作りになるとすごくプロ意識があって熱くなるので、私の持っている資質で演じられるだろうと思いました。

飯島寛騎僕が今回意識したのは一つのことに集中するということです。器用にやってしまうと北ではないなと思ったんです。恋愛でもパン作りでもそれだけに集中しようと。お芝居の段取りをしている時に、こんな事やってみたら面白いだろうなと思いついたりもしましたが、あえてそういったお芝居の遊びはしませんでした。

本仮屋ユイカ飯島さん自身はすごく器用な方だと思っていました。いろんな事に気づいていたり、ソフトで人に合わせるのがお上手な印象でしたが、北くんは「これしかできないから」という進み方をするので、役柄との印象はだいぶ違いました。でも、優しいところは似ていますね。

Q 撮影エピソードをお聞かせください。

A本仮屋ユイカ信川清順さんと鳴海唯さんの2人の組み合わせが本当に面白くて。ひとりひとりでも面白いのに、コンビになるとさらに面白かったです。

飯島寛騎にぎやかでしたよね。

本仮屋ユイカ常に笑わされていました。とくに清順さんは監督から無茶振りされることが多くて、抽象的なオーダーにも応えていらっしゃるのが面白かったです。第3話での清順さんのメイクが印象的です。それと「ベーカリーミミィ」のメンバーは飲むシーンもたびたびありますが、毎回楽しかったです。ミミィのメンバーが揃うと笑いが絶えなかったです。

飯島寛騎笑いを堪えるのも大変でした。
現場の雰囲気がすごく良かったです。キャストだけではなくスタッフも仲が良くて、それでいて気を引き締める時はしっかりできたので、オンオフがすごくしっかりしている現場でした。

Q ドラマにはいろんなパンが出てきますが、食べてみて美味しかったのは?

A本仮屋ユイカ先生がいろんなパンを焼いてくださったんです。しかも、私たちがお芝居のためにこねたパン生地をわざわざ使って焼いていただいたパンを休み時間に出していただいて。その中では朝イチで出してくださったクロワッサンが一番美味しかったです!朝6時に支度を始めている時に、焼きたてのクロワッサンを食べられる!優雅だと思いました。

飯島寛騎おやつの時間帯にも出していただいて。ありえないくらい幸せな現場ですよね。僕らは喜んで食べていました(笑)。

本仮屋ユイカその時のデニッシュも絶品でした。

Q パンにまつわるご自身のエピソードをお聞かせください。

A本仮屋ユイカ大人になってからはご飯派になりましたが、子どもの頃の朝食はパン派でした。食パンかチョコチップの入ったスティックパンの2種類を母が決めていて、チョコスティックパンの方が好きだったので、いつも「今週はチョコスティックパンになれ」と願っていました(笑)。

飯島寛騎僕は小学生の給食で出る揚げパンが思い出深いです。月1回くらい出るのを楽しみにしていて、必ずおかわりをして、3個以上食べた時にはいつも胸焼けしていました(笑)。それでも好きだから分かっていても毎回おかわりしていました。

Q ドラマの見どころをお聞かせください。

A連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」本仮屋ユイカ恋愛ドラマの良さは登場人物たちの行く末を長く見ていられることだと思います。「今週はこの子のこんな一面が見られた」とそれぞれのキャラクターに思いを積み重ねていけます。このドラマでは前半と後半でだいぶカラーが変わるので、最後まで楽しんでいただけたらと思います。
私としては美々子と北くんのシーンは全部おすすめです。美々子の感情が揺れるのは北くんといる時です。第1話でクリームパンのクリームを北くんに勝手に差し替えられ時にものすごくキレますし、後半にも感情が大きく揺れる場面があります。美々子にとって感情の沸点が高いのは北くんといる時なので、2人のシーンはとても気に入っています。

飯島寛騎ミミィのお客さん役の方々の表情がとてもリアルで、人と人とのつながりを感じられるシーンが多いです。
恋愛面では全12話の中で、いきなり展開が加速していきます。全体にはホンワカしていますが、恋愛の話が出てくるといざこざがあったり、急展開が多いので注目して観てほしいです。

本仮屋ユイカ恋愛ドラマだけどパンも主役なので、働くことや好きなことは何かといった要素もフィーチャーされていて、そういうところでも皆さんの活力になるドラマだと思います。

Q本仮屋ユイカさん、飯島寛騎さんからOKWAVEユーザーに質問!

本仮屋ユイカ最近キュンとしたことは何ですか。

飯島寛騎思い出の場所はどこですか。

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■Information

連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」

連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」【配信】
・ひかりTV 7月10日(金)スタート 毎週金曜23:00~
・dTVチャンネル 8月4日(火)スタート 毎週火曜19:00~
【放送】
・メ~テレ 7月13日(月)スタート 毎週月曜24:53~
・テレビ神奈川 7月14日(火)スタート 毎週火曜23:00~
・カンテレ 7月16日(木)25:10スタート 毎週木曜24:55~

先代から継いだベーカリーミミィを切り盛りする店長・小岩美々子は、人手不足を持ち前のパワフルさで乗り切っていた。そんなある日、美々子より6歳年下の青年・北薫が、新人バイトとして店に入ってくる。彼は仕上げ担当として、また貴重な男手として、美々子をフォローし、店に欠かせない存在になる。だが、三ツ星フレンチレストランの元シェフだった北には、何か秘密があるようで…。
パン屋を舞台に、恋愛ベタな男女と二人を取り巻く人々を描いた、“ムズキュン”ラブストーリー。

出演:本仮屋ユイカ 飯島寛騎 信川清順 鳴海唯 小宮有紗/竹財輝之助
原作:らくだ「マイ ベイカー」(MFCジーンLINEシリーズ/KADOKAWA刊)
監督:古厩智之、二宮崇

https://www.hikaritv.net/sp/mylove-mybaker/

© 2020「マイラブ・マイベイカー」製作委員会


■Profile

本仮屋ユイカ

本仮屋ユイカ、飯島寛騎(「マイラブ・マイベイカー」)1987年9月8日生まれ、東京都出身。
女優としてドラマや映画に活躍中。また、NTV「ココロ通う街角」ナレーション、TOKYO FM「三菱地所レジデンス Sparkle Life」パーソナリティを務める。

https://motokari.jp/
https://www.instagram.com/yuika_motokariya_official/

Hair&Makeup:平林輝之(Allure)
Styling:ナカイマサコ
ワンピース(ミドラ/アルディム)、イヤリング(ラフンタンブル/ロードス)

飯島寛騎

1996年8月16日生まれ、北海道出身。
テレビ朝日「仮面ライダーエグゼイド」主演をはじめ、「チャンネルはそのまま!」などドラマや映画、舞台に活躍中。

https://www.instagram.com/hiroki_iijima_official/?hl=ja
https://twitter.com/hiroki_i_jima

Hair&Makeup:牧野裕大(vierge)
Styling:中西ナオ
Tシャツ(ティーケータケオキクチ)、シャツ(アバハウス/アバハウス原宿)、パンツ(ウィーク/シーアトリエ)