OKWAVE Stars Vol.965は映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』（2020年11月13日公開）にヒロイン役で出演の桃果さんへのインタビューをお送りします。
Q 本作のヒロイン役を演じられましたが、人狼ゲームそのものには馴染みがありましたか。
A
桃果人狼ゲームは高校生の時に友だちとよくやってました。自粛期間もスマホでできる人狼ゲームを友だちとやっていたので大好きです。でも喋っていても黙っていても吊られてしまうので、自分が人狼の時は黙っているんです（笑）。
そんな人狼ゲームの映画ですが、実はこれまでのシリーズでもオーディションを受けていたんです。今回のオーディションはあまりうまくいかなかったのでダメかなと思っていたので、出演が決まった時は嬉しさ以上に驚きが大きかったです。ヒロイン役として選ばれたので、日が経つにつれ嬉しさが大きくなりました。
Q 台本の印象はいかがでしたか。
A桃果今までは人狼ゲームを開催する運営人が映っていなかったので、裏を知ることができて面白かったです。最後までどうなるのか分からない展開が面白くて、いただいた台本を一気に読みました。
Q ヒロイン・夏目柚月役をどう受け止めましたか。
A桃果柚月は頭の回転が早くて、芯の強い子です。優しさと思いやりがあって、どんな状況でも他人のことを第一に思えます。そんな考えで現場に入りましたが、川上亮監督からは、「もっと明るくて、周りを励ませる子だよ」と言われました。本当に死んでしまう人狼ゲームが行われるだけに怖い気持ちの方が強いのかなと思っていましたが、柚月の芯の強さはその恐怖と戦うというよりは、場を和ませる明るさだと意識して演じました。
柚月は相手を悪い人だと決めつけずにその理由に思いを馳せることができます。私も、誰かから嫌なことをされても、きっとその人にも良いところがあるはずだと思うようにしているので、柚月とは似ていると思います。でも柚月の頭の回転の早さは羨ましいです（笑）。
Q 現場の雰囲気はいかがでしたか。
A
桃果人狼ゲームの投票など緊張感のあるシーンは集中した雰囲気で撮影していました。でもカメラが回っていないところでは、早坂亜由武役の黒沢進乃介さんがいじられ役で、いじるのは滝快斗役の三山凌輝さんで、その2人を中心にみんながツッコんだり笑ってにぎやかな現場でした。みんな個性的でしたね。もちろん集中した方がいい時にはそういう空気感になるようにしようと言ったり、お芝居が初めての人もいたので、演じやすいようにと考えたりもして、メリハリのある現場でした。
Q 印象的な出来事などはありましたか。
A桃果柚月役の私、一ノ瀬悠輝役の福崎那由他さん、佐竹澪役の朝倉ふゆなさんの3人はすごくセリフが多いんです。3人とも一度は負のループにハマることがあって、そこから抜け出せた時にはみんなが拍手をしてくれたのが印象深いですし、絆が深まりました。周りのみんなが役に入り込んでいたので、演じやすくてみんなに支えられていたなと思います。
Q 人狼ゲームの参加者側として出演されて、運営人側を含めた映画全体をどうご覧になりましたか。
A桃果参加者側は人狼ゲームに参加させられているので、演じている私たちもずっとゲームをしている感覚で、怖いという気持ちと勝たなければならないという気持ちでいました。それが完成した映画では、運営人側の思いや人間性が描かれていて、柚月はこんな風に思われているのかと感動もしました。
Q 桃果さんご自身の今後の抱負などお聞かせください。
A
桃果今後も女優として成長していきたいので、目の前にあるオーディションやお仕事をひとつひとつ超えていきたいです。いろんな役を演じたいですし、いろいろな作品に出ているねと言われるような、長く活動できる女優になりたいです。
Q 桃果さんからOKWAVEユーザーにメッセージ！
A桃果この『人狼ゲーム』シリーズは血が出たり怖いシーンが特徴のひとつでしたが、今回は人間愛のある素敵な物語になっていますので、大人から子どもまでいろんな世代の方に楽しんでいただけると思います。これまでのハラハラ・ドキドキとはまた別の見どころがある作品になりましたので、シリーズの他作品と比べるのではなく、違うものとして観ていただけたらと思います。
■Information
『人狼ゲーム デスゲームの運営人』
2020年11月13日（金）公開
命がけの人狼ゲーム。それは、ネットや拉致によって集められた未成年の参加者が、勝敗と賞金を賭け騙し殺しあう〈究極〉のデスゲーム。「運営人」の正宗は家庭教師時代の教え子・夏目柚月が参加させられていることに気づく。『彼女を救いたい。運営本部に殺されてもいい。』そう考えた正宗は秘密裏に柚月にヒントを伝えていく。しかし、ほかの参加者たちの戦術に翻弄される柚月。そして正宗は運営側の思いもよらぬ陰謀に巻き込まれていく。果たして究極の条件の下、彼女を勝利に導くことはできるのか?!
小越勇輝 ／ 中島健 ウチクリ内倉 花柳のぞみ 坂ノ上茜 ／ 桃果
朝倉ふゆな 森山晃帆 星れいら 山之内すず 三山凌輝 森本直輝 黒沢進乃介 福崎那由他
原作・脚本・監督：川上亮
企画・配給：AMGエンタテインメント
https://jinro-game-episode8.com/
（C）2020「人狼ゲーム デスゲームの運営人」製作委員会
■Profile
桃果
2000年8月25日生まれ、神奈川県出身。
2013年から約1年間、雑誌「ニコ☆プチ」専属モデルを務める。2017年、映画『春待ちかぼちゃ』で主演を果たして以降、数多くの映像作品で活躍している。主な出演作に WOWOW連続ドラマW「5人のジュンコ」（15）、映画『レミングスの夏』（17）、SPドラマ「最上の命医2017」（17）、映画『恋は雨上がりのように』（18）、映画『ビブリア古書堂の事件手帖』（18）がある。
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