OKWAVE Stars Vol.615はNetflix『フラーハウス シーズン2』キャストインタビューをお送りします!
【Part-2:ボブ・サゲットさん(ダニー役)、デイブ・クーリエ(ジョーイ役)さんへのインタビュー】
☆Part-1はキャンディス・キャメロン・ブレさん(D.J.役)、ジョディ・スウィーティンさん(ステファニー役)、アンドレア・バーバーさん(キミー役)へのインタビュー!
Q 「フラーハウス」の制作が決まった時にはどういう感想を持たれましたか。
Aデイブ・クーリエ1987年に「フルハウス」の放送が始まって、番組が終わった後も再放送がずっと続いていたので、実際に番組が途絶えていたわけではありません。ファンがどんどん増えていましたし、次の世代のファンもつきました。今回の「フラーハウス」も描いている価値観は同じで、家族の大切さや愛、結束することをメッセージしています。
ボブ・サゲットそれに各話に道徳レッスンが含まれていますからね。家に馬を入れるなとか、酒を飲むなとか、そんなものもありますが。これだけ長く続く作品は他には「スター・トレック」くらいしかないんじゃないかな。シットコムは若い女性に向けたものだからなおさら奇跡的だし、同じキャストを集めたリブートは本当に奇跡です。Netflixで『ギルモア・ガールズ』の新シリーズもありましたが、僕らの「フルハウス」「フラーハウス」の方が歴史がありますからね。僕自身信じられなくて、身体をつねったりもしましたよ(笑)。プロデューサーのジェフ・フランクリンさんも「信じられないよね」と言ってました。僕らは数エピソードしか出演しませんが、クリスマスを扱った回の監督をデイブが務めています。とにかくミラクルだと思います。「フルハウス」終了後から「フラーハウス」が立ち上がるまで20年くらいかかりましたが、プロデューサーの方々がしかるべき形で再現すべく、よくここまでがんばってくれたと思います。こうして作品を引っさげて日本に来られたことも、皆さんから愛が得られたことも奇跡だと思います。
Q シーズン2ならではの面白いところをご紹介いただけますでしょうか。
Aデイブ・クーリエ見どころは「フルハウス」のオリジナルキャストが僕たち以外にもカメオ出演しますし、娘たち3人がどうなるかですね。D.J.の三角関係もありますし、ステファニーにも恋愛の要素が出てきます。しかも相手はキミーの弟のジミーという新しいキャラクターです。キミーと別居中の夫フェルナンドとの関係も見ものです。サプライズゲストも楽しみにしていてほしいです。感謝祭のエピソードではジョーイの奥さんや子どもたちも登場しますのできっと楽しめると思います。
ボブ・サゲットダニーにも面白いところがたくさん出てきます。感謝祭のエピソードでは「中年の危機」というか、人生2/3の危機に直面します。キャラクターのそういう軌跡を演じるのはやりがいがありました。それはそうと、ダニーは潔癖症だからきっと日本を気に入ると思います。モップがけや窓拭きが好きなダニーは清潔な日本が似合うと思います。それと、日本の皆さんは僕が接した人以外にも、街中で見かけた人たちもみんな優しいなと思います。アメリカはいま混乱しているので、そういう大変な時期に日本に来られて、実はほっこりしています。
Q おふたりやジョン・ステイモスさんら「フルハウス」で親の立場だった皆さんは、「フラーハウス」でのD.J.らの立場をどのように受け止めていますか。
Aボブ・サゲットジェシーおじさん、ダニーおじさん、ジョーイおじさん、ベッキーおばさんのような一世代前のキャストは“レガシーキャスト”と呼ばれています。バトンタッチした感があります。いま主役を張っているD.J.、ステファニー、キミーを見ていると、プロ根性も技術もあって、うまくやっていると思います。そしてレガシーキャストの特徴もちゃんと受け継いでいます。D.J.はダニーの娘ですし、ステファニーはジェシーおじさん的な我が道を行くところがあるし、キミーはジョーイおじさんと同じでボケ役をちゃんとやっています。それが本当にうまくいっているので、日本に来ることもできましたし、今では取材を受けるのも別々です(笑)。こういったシリーズに長く出演していると、もうやり尽くした、と出演を嫌がる方もいると思いますが、僕はこの「フラーハウス」にはノーとは言えませんでした。なぜなら僕らは「フルハウス」でこのキャリアを築いたわけですからね。
デイブ・クーリエキャンディス・キャメロン・ブレら、女性3人はコメディが上手になったと思います。
ボブ・サゲット俺たちよりも?(笑)
デイブ・クーリエコメディエンヌとして成長していると思います。体を張ったコメディも上手だし、子どもの頃だったらやらなかったようなことにも果敢に挑戦しています。これは彼女たちも自信がついたからだろうし、母親になったからこその大胆不敵さなのかもしれません。それが画面ににじみ出ていると思います。
Q 「フラーハウス」のような良質なシットコムを生み出すコツはどこにあると思いますか。
Aデイブ・クーリエ「フラーハウス」の秘密を言うなら、やはりキャスト同士のケミストリーです。これは作れるものではないので、あるかないかです。「フルハウス」の時からそれがあったから、それが魔法のような要素になっているのだと思います。それとこの番組がユニークなのは、家族の問題をちゃんと扱っていることです。いまのTV番組の多くはとてもシニカルか暴力的です。そういう作品が横行する中で「フルハウス」「フラーハウス」を観ると心休まるし、帰れる存在なんだと思います。
ボブ・サゲット脚本も良いですからね。でも、シーズン1はやや“2次元”的な描写でした。ダニーは白衣できれい好き、ジョーイはボケ役、ジェシーはクールなおじちゃんでした。それがシーズン2に入ってドラマ性が加わってきました。こうやって日本に来られるのも自信があるからです。笑いも取れている実感があります。女性3人がこれからどうしていくのかというドラマ性が浮き出てきましたので、ファンはきっと歓迎してくれると思います。「フラーハウス」はNetflixならではのCMがないので、31分使えますし、同時配信という新しい形で届けるようにもなりましたね。
Q キャンディス・キャメロン・ブレさん、ジョディ・スウィーティンさん、アンドレア・バーバーさんとの撮影中のエピソードは何かありますか?
Aボブ・サゲットアンドレアは普段から面白いですよ。昔は彼女たちは子どもだったので大人のキャストだけでふざけ合っていました。いまはみんな揃ってです。でも、ジョークの中身は9歳時のようなものです。観客のいる前でも、デイブがおならをしてみんなが逃げ出したNGもありました。そんな彼女たちも40代に差し掛かって、むしろ僕らが9歳時のままのようで立場も逆転してしまいました。でも、彼女たちはプライベートの出来事や悩み事も僕らに共有してくれるんですよ。
Q 決め台詞のひとつ、「Cut It Out」の使いどころをぜひ教えてください。
Aデイブ・クーリエどんなふうにも使える言葉です。ボブの話が長い時に「Cut It Out(早くしてくれ)」とかね。
Q OKWAVEユーザーにメッセージをお願いします。
Aデイブ・クーリエ皆さんがずっと昔から愛してきたキャラクターによる、楽しいショーのリブートです。「フラーハウス」は「フルハウス」と同じ価値観を継承しています。そしてもっと笑えると思います。
ボブ・サゲット「フラーハウス」の面白さは地上波の放送と違ってNetflixですので、検閲がありません。その分、表現の自由の幅が広いです。もちろん、良識を働かせて、6歳児が聞いてはいけないようなことは入れていませんが、それでも大人向けのジョークも散りばめているし、大人が子どもと一緒に観られる作品になっています。テーマには家族の尊厳や愛、何があっても歓迎するというメッセージも含まれています。
Part-1:キャンディス・キャメロン・ブレさん(D.J.役)、ジョディ・スウィーティンさん(ステファニー役)、アンドレア・バーバーさん(キミー役)へのインタビュー!
■Information
『フラーハウス シーズン2』
2016年12月9日(金)より全世界同時ストリーミング開始!
大人気ファミリードラマ『フルハウス』のその後を描いた本作『フラーハウス』。タナー家の長女D.J.と次女ステファニー、D.J.の親友キミーと子供たち、そしてお馴染みのダニー、義理の弟ジェシー、親友のジョーイらが繰り広げる笑いと涙のエピソードは、オリジナルファンはもちろん、新たなファン層も夢中にさせています。
ファン待望のシーズン2は、ハロウィン、感謝祭、クリスマス、そしてニューイヤーズ・イヴと、まさに冬の“ホリデー”シーズン到来でイベント&パーティー連発のタナー家に大騒動が巻き起こります。なんとキミーの弟ジミーが初登場!一体どこで何が起きたのか、なぜかジミーはステファニーと急接近してしまいます。また、D.J.をめぐる三角関係はいよいよ決断の時が迫ります。彼女が選ぶ相手は誰?
Netflixについて
世界最大級のオンラインストリーミングサービス。
190以上の国で8,600万人のメンバーにご利用いただいています。オリジナルコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画など、1日1億2,500万時間を超える映画やドラマを配信しています。メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけオンライン視聴できます。コマーシャルや契約期間の拘束は一切なく、思いのままに再生、一時停止、再開することができます。